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ムラなく素早く温まる、薄くて軽い電気ブランケット。銀ナノインク使用のINKO
2021年9月30日 12:05
ロア・インターナショナルは、電磁波を発生させないインクで温めるシートヒーター「INKO Heating Blanket(インコ ヒーティング ブランケット)」を、9月29日にMakuakeで先行販売開始した。価格は14,520円のところ、Makuakeでは20%オフの11,616円から購入できる(9月29日時点)。
自社開発の特許技術「印刷電子(Flexible Electronics)」を利用した、INKOシリーズの電気ブランケット。発熱素材である銀ナノインクをブランケット内部のフィルムシート(TPUフィルム)全体に印刷。そのフィルムシート全体をマイクロファイバーで覆うことで、ブランケットに仕上げている。
一般的な電熱線ではなく銀ナノインクを印刷しているため、1.5mmという薄さを実現。柔軟性のある素材の特性を生かし、折り畳んで運べる。また大きさは、INKOシリーズとしては最大の700×1,050mm(幅×奥行き)。ひざに掛けたり、肩から羽織ったりできるほか、毛布としても利用可能。自宅やオフィスなど様々な場所で活躍する暖房グッズだとする。
銀ナノインクは発熱効率が高く、1分で40℃まで温め、最高温度の50℃までスムーズに上昇。ブランケット全域(全面積の75%)を、ムラなく均一に温められるという。肌に触れる部分はマイクロファイバー素材を使用し、肌触りが良い。
温度は4段階で設定が可能。低温の「レベル1」では35℃に、「レベル2」では40℃、「レベル3」では45℃、「レベル4」では50℃になる。
12時間で自動オフになる安全装置を内蔵するほか、火災・火傷防止機能を搭載する。温度を検知する温度コントロールセンターを2カ所に配置し、設定温度ごとに過熱が発生しないよう経過時間ごとに電力を分配して、温度を調整する。また身体への影響が心配される電磁波をほとんど発生せず、安心して利用できるとする。
本体サイズは700×1,050×1.5mm(幅×奥行き×厚さ)で、重さは約510g。コントローラーのサイズは53×123×35mm(同)で、重さは約297g。発熱温度は約38〜50℃。電源はAC100〜240V。消費電力は最大50W。電源ケーブル長は約2m。素材はマイクロファイバー(ポリエステル)、ABS、PVC。