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80kgの荷物も載るパワフル電動アシスト自転車「グレイシアEカーゴ」

GLACIER E-CARGO(グレイシアイーカーゴ)

RITEWAY(ライトウェイ)は、カーゴバイクタイプの電動アシスト自転車「GLACIER E-CARGO(グレイシアイーカーゴ)」を2022年夏に発売する。初回の生産台数は200台だが、販売台数に応じて増産も視野に入れているという。特別なセミナーを受けたライトウェイ取り扱い店舗で販売される。価格は294,800円。

カーゴバイクならではの積載量が魅力のモデルで、ライダーと車体も含めた最大重量は210kgとなっている。一般的な自転車と比べて広い86×16cm(全長×幅)の上部キャリアと62×60cm(全長×幅)の2段設計を採用しており、リアキャリアの最大積載量は80kg。2Lのペットボトルが6本入ったケースは6箱まで積載できるほどだ。

2段設計のリアキャリア

チャイルドシートの装着も可能で、80cmのキャリア長でチャイルドシートやバスケットの位置も自由に調整できる。そして、小さな子供と出かける際には荷物が多くなるが、それ以外でもピクニックなどアウトドアを楽しもうとすると、自転車に荷物を載せられないケースも多い。

チャイルドシートの装着も可能。さらに多くの荷物を積載できる
チャイルドシートの位置は調整可能

カーゴバイクは価格やサイズを含めて日本では主流ではないが、積載力はそのままで日本のサイズ感に合わせたモデルを開発したという。さまざまな荷物が運びやすいように、フレーム各所にはねじ穴が70カ所設けられている。日常の買い出しが便利なのはもちろん、キャンプなどのアウトドアレジャーや震災時にも活躍するだろう。

ねじ穴を70カ所
用途に合わせて荷物を運べる

積載量が多いカーゴバイクということもあり、使い勝手や使い勝手や走行性にもこだわっている。てこの原理で持ち上げやすいセンタースタンドや、駐輪時にハンドルの回転を防ぐスプリング、制動力に優れた油圧式ディスクブレーキなどを搭載。

センタースタンド
回転防止スプリング
油圧式ディスクブレーキ

なお、グレイシアイーカーゴは全長が2mに及ぶため、タンデム自転車(2人乗り自転車)の交通ルールが適用される。三重県警の資料が分かりやすいので紹介しておくが、自治体によってルールが異なるので事前に確認してほしい。また、一部の保険会社では自賠責保険の適用外になる可能性もあるので、こちらも保険内容を確認しておきたい。

三重県警の資料。自治体によってもルールが異なるので事前に確認する必要がある

カラーはマットグレー、マットブラックの2色。サイズはワンサイズのみで、適用身長は145~175cm。車体サイズは2,000×600mm(全長×全幅)。アシストユニットはSR Suntour(エスアールサンツアー)製。最大走行距離は49kmで、バッテリー充電時間は4~5時間。車体重量は27.4kg。

マットグレー
マットブラック