e-bike日々徒然
日本ではまだ少ないカーゴバイクe-bikeがデリバリーレースを走る
2023年10月30日 10:05
9月下旬に日産スタジアムで開催された「CMWC(Cycle Messenger World championships) 2023 Yokohama」へ行ってきました。約40カ国&200都市に存在するメッセンジャーや自転車乗りが集結する世界大会&フェスティバルです。
詳細は公式サイトで確認できますが、メッセンジャーやカーゴバイクでのデリバリーレースが行なわれました。参加者はいろいろなオーダーが記されている複数のマニフェストをクリアしていきます。ただ速く走るだけでは勝てないレースです。個性的な自転車や大量の荷物を運ぶアイデアなどがおもしろく、ルールがわからなくても単純に楽しめるレースだと思います。
そんな感じで楽しくカーゴバイクのデリバリーレースを観戦していたら、日本ではまだ少ないカーゴバイクe-bikeを発見(レース自体はアシスト付き自転車はオープン参加)。まずは以前に試乗した「STREEK Cargo Trike」。フロント2輪・リア1輪の3輪カーゴバイクですね。車体の特性を活かしたスタイルでレースを走っていて、e-bikeだと知らなくても注目されていた気がします。
もう1台が初めて見たカーゴバイクe-bike。参加者の方には会えなかったのですが、おそらくデンマークの「BULLITT(ブリッツ)」。海外では発売されているシマノ製の最新ドライブユニット「EP8」(最大トルク85Nm)を搭載しています。バッテリー容量は504Wh。ちなみに海外ではシマノ製ABSを搭載するモデルもあるそうです。
そのサイズ感からカードバイクは保管場所の確保が必要だったり、住んでいる地域によっては走りにくい現実もありますが、デリバリーなどの業務はもちろん、子供やペットを乗せたり、アウトドアの趣味や買い物にも便利だったり、いろいろな可能性を秘めた乗り物であることは間違いないでしょう。日本でも少しずつ普及していってほしいと思います。個人的にはカーゴバイクe-bikeで荷物が届いたら、めちゃくちゃテンションが上がります(笑)。