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オムロンの音波通信体温計、発売2カ月で10万本を販売。検温結果をスマホで管理

オムロン 音波通信体温計 MC-6800B けんおんくん

オムロン ヘルスケアは、音波通信機能を搭載した体温計「オムロン 音波通信体温計 MC-6800B けんおんくん」が、2021年3月の発売からわずか2カ月後の5月末時点で販売台数10万台を突破し、売上目標の約2.5倍を達成したと発表した。

同機種は、約15秒のスピード検温(予測検温)に対応し、音波通信機能を備えた体温計。音波通信は、検温結果データを音波に変換し鳴動させることで、通信相手のデバイスにデータを送信する通信技術。この技術により、Wi-Fiやネットワークの電波状況などの通信環境に左右されることなくスマートフォンにデータを転送できる。Bluetoothのようなペアリング作業も不要。

毎日の検温データは、スマートフォン用の健康管理アプリ「OMRON connect(オムロン コネクト)」で、誰でも簡単に管理可能。新型コロナウイルス感染症への感染対策の一環として、毎朝の検温が習慣化しつつあるなか、音波通信で簡単に検温結果をスマートフォンに転送できるという手軽なユーザビリティにより、市場で大きな支持を得ているという。

毎日の検温結果をスマートフォンのアプリで管理できる