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パナソニック、遠隔操作や気象情報と連携したエコキュート

家庭用自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機「エコキュート」

パナソニック ライフソリューションズ社は、専用スマートフォンアプリ「スマホでおふろ」を使用することで気象情報と連携する自動沸き上げを可能にした薄型の「エコキュート」6品番を6月20日に発売する。

価格は、ミドルクラス「Wシリーズ」のパワフル高圧フルオートタイプが、1,045,000円~1,144,000円。「Wシリーズ」のフルオートタイプが964,700円~1,067,000円(すべて工事費別)。スタンダードクラス「Hシリーズ」のフルオートタイプはオープンプライス。

貯湯ユニットの奥行が44cmで、狭い敷地でも隣接する障害物との距離が約60cmあれば設置可能なエコキュート。本製品は専用スマートフォンアプリによる遠隔操作に加え、太陽光発電システムでの沸き上げ機能を搭載した。

独自の「エマージェンシー沸き上げ」を搭載。大雨、大雪、暴風などの災害警報・注意報が発令されている間、タンク内が常にお湯で満水になるよう、自動でお湯の沸き上げを続ける。「エマージェンシー沸き上げ」は開始するとプッシュ通知で知らせるため、災害情報の認知にも役立つとする。薄型370Lの貯湯ユニットは、耐震クラスSへの対応を実現したという。

「エマージェンシー沸き上げ」イメージ

このほか、自宅で発電した電気の自家消費ニーズに対応するため、太陽光発電システムを利用した沸き上げ機能「おひさまソーラーチャージ」を搭載。

専用スマートフォンアプリが翌日の天気予報と連携し、夜間の沸き上げを減らし、翌日の昼間に太陽光発電システムの電力を活かして減らした分の沸き上げを行なうという。

壁付けのリモコン(台所リモコン)に無線LANを搭載しているため、自宅にインターネット環境があれば、これらの機能や、お湯はりなどの遠隔操作、各種情報の確認などをスマートフォンから行なえるとする。