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ボッシュ、e-bikeの新型ディスプレイや大容量バッテリーの国内販売開始
2021年2月24日 07:30
ボッシュは、e-bikeの新型ディスプレイ「Kiox(キオックス)」をはじめ、2021年モデルのe-bike用アクセサリー部品の国内販売を開始した。ボッシュ製ドライブユニットを搭載するe-bikeの取り扱い自転車販売店で購入できる。
3代目となるKioxはカラーディスプレイ
ボッシュ製ディスプレイとして3代目となる「Kiox」は、1.9インチのカラーディスプレイを採用。価格は26,155円(税別)。2020年12月の入荷前にすでに予約完売となっていたが、2月に再入荷となった。こちらの記事などでも取り上げてきたが、カラー表示となったほか、Bluetoothや、USBから外部への給電機能への対応、ディスプレイ表示のカスタマイズ、マグネットによる着脱機能などを搭載する。
スマートフォン用アプリ「eBike connect app(イーバイクコネクトアプリ)」(無料)を使用することで、スマートフォンやPC上でライディング記録(経路/獲得標高/ケイデンス/出力/心拍)の確認や管理が可能。トレーニングの最適化に活用できる。
また、eBike connect appでオプションの「Lock機能」(1,100円)を購入すると、Kiox本体がデジタルキーとして使用可能となる。自身のKioxをe-bikeから取り外すと、デジタルキーがロック状態となり、盗難やいたずらなどで別のKioxが装着されても、e-bikeの電源が起動しないしくみとなっている。
Kioxはボッシュ製システムを搭載するすべてのe-bikeに取り付けが可能で、初代の「Intuvia(イントゥービア)」、2代目の「Purion(ピュリオン)」からも変更が可能(本体価格+作業工賃が必要)。
大容量バッテリーのラインナップを追加
バッテリーに関しては、フレーム内蔵タイプの「PowerTube 625」(容量約625Wh)、フレーム外付けタイプの「PowerPack 500」(容量約500Wh)「PowerPack 400」(容量約400Wh)が新たにラインナップに追加となった。価格は順に、94,432円、77,626円、62,920円(いずれも税別)。
PowerPackシリーズはすべて互換性があるため、これまでに発売されているPowerPack 300を搭載するe-bikeからの交換が可能。
フレーム内蔵タイプのPowerTube 625は、長手方向長さがPowerTube 500よりも長いため、PowerTube500との互換性はない。しかし、トレック「Rail 9.7」(2020年モデル)やスコット「GENIUS eRIDE JAPAN SPEC LIMITED」(2020年モデル)など、フレーム側で互換性を持たせている一部のモデルはPowerTube 625への変更が可能だ。
ディスプレイもバッテリーも個人で購入して変更できないので、e-bikeを購入した自転車販売店で相談してほしい。