e-bike日々徒然

ボッシュのe-bike用新型ディスプレイ「Kiox」を入手

e-bike専用ディスプレイ「Kiox(キオックス)」を入手しました。Kioxはボッシュ製ドライブユニット用のディスプレイで、どのボッシュ製ドライブユニットにも接続できます。

ボッシュの2021年モデル・ドライブユニット周辺コンポーネンツのひとつ、「Kiox」ディスプレイ(の箱)。価格は約28,770円で、個人で単品購入可能です
これが箱の中身。Kioxディスプレイ一式です。ドライブユニット内部ソフトウェアがKiox対応に更新されていれば、Kioxとドライブユニットを接続するだけで使えます
Kioxをボッシュ製ドライブユニットと接続して電源を入れた様子。スマートフォンとBluetooth接続して先進的な機能を利用できたりします。左に見えるのはコントローラーで、アシストモードや表示の切り替えを行ないます

最新ディスプレイKioxは、ボッシュのe-bike用ディスプレイとしては初のカラー表示。また、別売の心拍計やスマートフォンと連携使用できたり、Kiox自体をe-bikeのロックとして使えたり(特定のKioxを接続しないとe-bikeとして一切動作させない設定が可能)、情報表示の自由度が高かったりと、いろいろ便利な感じ。

コントラストの高いカラー表示で、コンパクトながら日中でも見やすい画面です。表示自体もわりと高精細
ケイデンスやパワーの表示にも対応。ライダーがペダルを踏む力(出力)がW(ワット)表示されます。また、各種情報を複数混在させて表示可能。よりサイクルコンピューターっぽい使用感になっています
本体はベース部分にマグネットで強力に吸着しますが、容易に取り外すことができます。専用アプリの使用により、ドライブユニットと特定のKioxディスプレイを紐付けてロック(ドライブユニットの動作禁止)をかけられます

さて、Kiox。ハンドルに装着するためのマウント(他社製品)も用意し、装着する気は満々です。Kioxを装着する車体は愛車のターン「Vektron S10」。本格的にカスタマイズしたVektronが、さらに進化!!! てなわけです。

ですが、Kiox装着は、また今度。今回はやりません~。

だってぇ……e-bikeのディスプレイ換装って、結構面倒なんだも~ん。いや、結構、ではなく、かなり面倒。ハンドル交換とかより面倒かも。

というのは、ケーブル類をさばき直す必要があるから。Vektronのハンドル周辺にはさまざまなケーブルが走っており、ドライブユニットから伸びるディスプレイ用のケーブルもそこにあり、断線などを防ぐために他のケーブルとまとめてあります。これをいったんバラす必要がある。

筆者のカスタマイズドVektron。さまざまなパーツを後付したりもしております
ハンドル部に集中するいろいろなケーブルは、スパイラルチューブでまとめてあります。バラバラだと引っかかったりして危険ですし、細いケーブルは劣化や断線も心配。ディスプレイ換装時は、スパイラルチューブを外してケーブルをバラす必要があります

スパイラルチューブって巻いたり解いたりするの、面倒なんですよね~。でも、使うと使わないとでは、外観も安全性もかなり変わってくるし、使わざるを得ない。

あと、ドライブユニットに対するディスプレイ用ケーブルの抜き差しもちょっと面倒。特に筆者のVektronの場合、デュアルバッテリー用ケーブルなんかも追加していますので、つまりはコネクタ部が狭くて作業性がよろしくないのでした。

筆者のVektronのドライブユニット。カバーをした状態だとスッキリして見えますが……
カバーを外すと太めのケーブルがギッシリと……。ディスプレイ用のケーブルは、フレームの穴から入れて通しますが、これもまた通しにくいのでした

あぁ……作業手順を考えるだけで面倒。とか四の五の言ってんなら、素直にショップにディスプレイ換装を依頼すればいいだろがッ!!! って思いますが、やっぱり「自分で取り付けてみたい」んですよね~。自転車イジりしたい。

というわけで、あらためて時間を作り、VektronへKioxを装着してみたいと思います!!! その方法などもお伝えしますので、Kioxディスプレイへの換装、乞うご期待!!!

スタパ齋藤