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東芝、野菜を10日間保存できる大容量冷蔵庫「ベジータ」

VEGETA(ベジータ) FZシリーズ

東芝ライフスタイルは、冷凍冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」の新製品として、6ドアタイプ「FZシリーズ」と、5ドアタイプ「GZシリーズ」を4月上旬より順次販売する。ラインナップと発売時期は、FZシリーズが容量601L/551L/508L/461Lの4機種で4月下旬、GZシリーズが容量501L/465Lの2機種で4月上旬。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に42万円前後、40万円前後、37万円前後、36万円前後、32万円前後、31万円前後。

野菜の保存期間を、従来機種の7日間から10日間に向上させた冷凍冷蔵庫。新たに野菜室に「UV-LED」を搭載することで、庫内の除菌や野菜に付着した菌の抑制に加え、野菜に含まれるビタミンCを増加させるという。

GZシリーズ

VEGETAシリーズは、野菜室内を野菜に適した温度/高湿度環境にコントロールし、野菜を長期間保存できる点が特徴。これは高湿度の「うるおい冷気」を1日20回以上循環させることに加え、ミストチャージユニットが冷気中の水分(うるおい)だけを抽出して供給することで実現。新機種では、うるおい冷気の流れを改善し、野菜室内の湿度をより均一に保つことで野菜の乾燥を防ぎ、10日間の長期保存が可能になったとする。

除菌効果のある「UV-LED」を野菜室に新搭載。庫内の除菌、野菜の表面についた菌の繁殖を抑制して、清潔な状態で保存可能。さらに、UV-LEDを野菜に照射することで、抗酸化物質の合成を促進。第3者機関の試験によると、UV-LEDを照射したイチゴは照射していないものと比べ、ビタミンCが約10%増加したという。

「UV-LED」を搭載し庫内を除菌

ドアポケットは、簡単に高さを調節できる「フリードアポケット」を、上段2カ所に採用。扉から外さなくても、片手でスライドして高さを変更できる。FZシリーズは11段階、GZシリーズは6段階に調節可能で、高さの異なる調味料や飲料を整理整頓しやすくなっている。汚れが気になった際は、取り外して手入れできる。

同社のスマートフォン専用アプリ「IoLIFE」に新機能を追加。スマートスピーカーと会話する感覚で食材リストを作成できる「食材管理機能」と連携し、食材リストの中からレシピを自動で検索できる「おまかせレシピ検索」や、「あるものから検索」「カテゴリから検索」「フリーワード検索」により、毎日の献立選びをサポートするという。

フリードアポケットを採用
片手で簡単にスライドできる
スマホアプリでレシピ検索が可能

このほか、野菜室/冷凍室/製氷室の引き出しには抗菌ハンドルを採用。冷蔵室の天井には、LEDのシーリングブライト照明を備え、奥の食材も見えやすくしている。またキッチンでスマホの充電ができるUSBポートは、ケーブルを挿しやすいデザインに改良した。

USBケーブルを挿しやすく改良

本体カラーは、アッシュグレージュ、クリアグレインホワイトに加え、ナチュラルテイストのインテリアに合う新色・グレインアイボリーを展開。ドアタイプは、FZシリーズがフレンチドア、GZシリーズが片開き。GZシリーズは右開き/左開きの2タイプを用意する。

各機種の容量と本体サイズは次の通り。容量601L「GR-T600FZ」の本体サイズは685×745×1,833mm(幅×奥行き×高さ)、同551L「GR-T550FZ」は685×699×1,833mm(同)、同508L「GR-T510FZ」は650×699×1,833mm(同)、同461L「GR-T460FZ」は650×649×1,833mm(同)、同501L「GR-T500GZ」は600×745×1,833mm(同)、同465L「GR-T470GZ」は600×704×1,833mm(同)。

各室の内容積の一例は、冷蔵室/野菜室/製氷室/冷凍室の順に、GR-T600FZが304L/133L/22L/142L。GR-T500GZが256L/110L/18L/117L。

新色のグレインアイボリー