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タイガー、茶碗1杯分から炊ける「ご泡火炊き」の圧力IHジャー炊飯器

「ご泡火(ほうび)炊き」対応の3.5合炊きの圧力IHジャー炊飯器

タイガー魔法瓶は、金属の内なべでも土鍋で炊いたようなお米の旨みを守るという「ご泡火(ほうび)炊き」に対応した、3.5合炊きの圧力IHジャー炊飯器「炊きたて JPD -G060」を、12月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は59,800円。

お茶碗一杯(0.5合)からごはんを炊ける、3.5合炊きの圧力IHジャー炊飯器。

炊飯器で土鍋のような炊き方に近づけるため、内釜には火力を強める蓄熱性の高い土鍋素材を使ったほか、泡立ちを高める加工を施した釜底を採用。これらにより、金属製の内なべでも土鍋で炊いたようなお米の旨みを守るという「ご泡火(ほうび)炊き」を実現している。

詳しくは、内なべの外側上部には熱伝導性の高い銅素材を使用した「かまどコーティング」、下部には蓄熱性の高い土鍋素材を使用した「土鍋蓄熱コーティング」を施している。また、コーティングの粒子の大きさが異なる素材を重ねることで蓄熱性を高め、沸騰時の火力を高めているという。

そのほか、内なべの内側には「遠赤土鍋コーティング」、底面には泡立ちを強化する新形状の釜底を採用。約2,250個の細かな凸で表面積を約21%アップさせ、泡立ちを強化。土鍋のような細やかな泡立ちでお米一粒ひと粒を包み込み、遠赤効果を高めることでお米のおいしさを引き出すとする。

炊飯器で土鍋のような炊き方に近づけるため、様々な加工を施している

また大小2つの圧力ボールを制御して炊く「可変W圧力炊き」を採用。炊きあげ時には、約1.25気圧の圧力をかけてねばりともちもちした弾力を引き出し、炊きあげ後は約1.05気圧まで減圧し、高温蒸らしにより、ごはん粒を炊きしめ、ベタつきを抑えたしっかりとした炊きあがりに仕上げるという。

大小2つの圧力ボールにより、炊きあげ時と炊きあげ後にかける圧力を可変させる

白ごはんを炊くときのメニューは「白米/極うま/エコ炊き/早炊き」のほか、新たに「すし・カレー」と「冷凍ご飯」の2メニューを新搭載。

「すし・カレー」メニューでは、すしやカレーに適した、よりベタつきを抑えたしゃっきりかための食感のごはんが炊ける。

「冷凍ご飯」メニューは、冷凍用のごはんが美味しく炊けるというプログラム。冷凍ごはんを解凍した際に見られる、ごはんの“パサつき”やレンジ再加熱時のべたつきを抑えられるように、芯までふっくら炊きあげることで、冷凍保存をしても美味しいという。

白ごはん以外にも、「麦めし/雑穀/炊込み・炊込みおこげ/おこわ/おかゆ/玄米」のメニューが用意されている。そのうえ、食材を入れて時間をセットすれば、ほったらかしで調理ができる「調理」メニューも搭載。沸騰温度に近い高温で煮たあと、徐々に加熱温度を下げて煮込むことで味をしみこませられるという。調理時間は5分〜120分まで5分単位で設定可能。

ほったらかしで調理ができる「調理」メニューも搭載

新たに「圧力洗浄」メニューも搭載し、より清潔性を向上させている。圧力をかけて27分間と高温短時間で洗浄し、気になるにおいをしっかり除去できる。例えば白ごはん以外の調理に使ったあとでも、快適に使えるようになる。

そのほか、洗う際の部品点数が「内なべ/内ぶた/スチームキャップ」の3点と少なく、手入れが簡単だという。なおスチームキャップは、食洗機に対応する。

本体サイズは約227×305×194mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約5kg。最大消費電力は705W。年間消費電力量は50.7kWh/年。1回当りの炊飯時消費電力量は115Whで、保温時消費電力量は16Wh。本体カラーは、オーガニックホワイトとピュアブラックの2色。