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冬の電気ストーブ火災を防ぐには? コロナが解説する安全な使い方5つのポイント
2020年10月28日 13:55
コロナは、冬に電気ストーブの火災が多く発生していることから、電気ストーブを安全に使うための5つのポイントを発表した。定期的な手入れと正しい使用方法を案内している。
1.本体の汚れを乾いた布で拭き取る
本体の手入れは、電源プラグをコンセントから抜き、本体が冷めていることを確認してから行なう。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を染み込ませた柔らかい布で拭いた後、乾いた布で拭き取る。なお、水洗いは漏電や感電の原因となるため禁止している。
またヒーター部は傷がつくと故障の原因となるため拭いてはならず、手入れの際に反射板に傷がつかないように注意する。
2.コンセント周辺に付着しているほこりを掃除
コンセントおよび電源プラグにほこりが付着していると感電や過熱、火災の原因になるため、ほこりやごみを掃除機などで掃除する。また電源プラグが傷んでいる場合は使用してはならないという。
3.壁から十分に離して使う
電気ストーブを使用する際は、壁や燃えやすいものから離し、十分に距離を取ることが必要。下図を参考に、放熱部から1m以上は距離をあけて使うことを推奨している。
4.洗濯物の乾燥等には使用しない
電気ストーブの上やすぐそばで衣類を乾燥させると、衣類が落下して高温部に接触し、火災が発生する恐れがあるという。そのため電気ストーブを洗濯物の乾燥等には使わないよう案内している。
5.外出時や就寝時は電源を切る
寝るときやその場を離れるときは、スイッチを切る習慣をつけることを推奨している。
また電気ストーブ運転中は、ロボット掃除機を近くで使用しないよう注意を促している。電気ストーブがロボット掃除機に押されたり、コードが絡まったりすることで、機器が移動し可燃物に接触すると火災の原因になるという。