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冬の換気はウイルス対策だけじゃない! コロナが解説「換気と速暖」のコツ

冬でも1時間に1~2回の換気を。換気後の温度復帰にはエアコンと石油ファンヒーターの併用がおすすめ

暖房器具などを手掛けるコロナは、冬にも換気が必要な理由や、正しい換気の方法について告知した。寒い季節になり、積極的に窓を開けて換気するのを躊躇してしまいがちだが、暖房機などを上手に活用して換気することで、部屋の温度低下や電気代も抑えられるという。

有害物質の排出や結露防止に換気は必要! 1時間に1~2回の換気を

主な換気の目的としては、ハウスダストやウイルスの除去のほか、カビの原因にもなる結露の防止、シックハウス症候群の防止、新鮮な空気でリフレッシュできることを挙げる。家族の健康や結露防止のために効率的な換気が要るようだ。

正しい換気の方法としては、1時間に1~2回、数分間の換気を行なうことを推奨する。また、換気の際には2カ所の窓を開け、家具と家具の間にすき間を作るのもコツ。

冬の換気のあとは部屋の温度が下がってしまうが、すばやく暖かい温度に戻すにはエアコンと石油ファンヒーターの併用を勧めている。同社の実験では、エアコンのみで換気後に温度復帰させようとした場合に比べ、ファンヒーターを併用した場合は温度復帰時間を短縮できたという。電気代が高くなるのではという懸念もあるが、2時間以上の使用ではランニングコストがほぼ同等という結果が出た。また、ヒーターによって足元まで暖かく過ごせるという。

冬の電気代を節約するためのポイント。暖房機の置き場所などを工夫

また同社は、暖房機を使う冬の電気代を節約するためのテクニックを紹介している。

まず、暖房機の置き場所は窓際がいいという。暖房機の熱が冷気を遮断したり、暖房機の熱で冷気が温められることで、暖房高熱が高まるようだ。送風ファンで温められた空気を拡散する、エアコンや石油ファンヒーターを置く場合は、機器の周辺に送風や循環を妨げる物が置かれていると暖房効率が下がるという。

エアコンや石油ファンヒーターは、フィルターの定期的な清掃が必要。フィルターが目詰まりすると暖房効率が低下する。

また、湿度が上がると体感温度が上がるため、暖房機と加湿器の併用も勧めている。低めの設定温度でも快適に過ごせ、暖めすぎや乾燥しすぎを防げる。

晴れた日はカーテンを開けると、日光で暖房効率が上がるという。逆に、夜間はカーテンやブラインドを閉めると熱の漏れを防げる。