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呼気中のアルコール濃度を自己チェックできる検知器。JVCケンウッド
2020年10月20日 14:15
JVCケンウッドは、車の運転前に呼気中のアルコール濃度をセルフチェックできる携帯式のアルコール検知器「CAX-AD100」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は15,800円前後。
高精度な測定が可能なストロー方式と、計測が簡単なオープンブロー方式の2通りの測定方法に対応するアルコール検知器。ストロー方式は、付属のアタッチメントと市販のストローを装備し、外気の影響を受けにくい測定ができ、オープンブロー方式では吹き込み口に直接息を吹きかけると計測する。測定時間は約15秒。
アルコールを検知するセンサーには、加熱することで反応を促進し、付着した汚れや不純物も除去しながら測定する半導体式ガスセンサーを採用した。センサー寿命は5,000回の測定もしくは使用しはじめてから1年の経過。使用回数が5,000回を超えるとセンサー交換マークが点滅し、寿命を知らせる。
本機は「アルコール検知器協議会(J-BAC)」の認定品であり、第三者機関による検定試験もクリアしているという。
本体サイズは45×21×122mm(幅×奥行き×高さ)で、乾電池を含む重さは92g。電源は単三形アルカリ乾電池2本で、電池寿命は約1,200回の使用。アタッチメントとストラップが付属する。