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タニタ、不正やなりすましを防ぐアルコール検知器。ワンタイムQRコード生成
2021年2月1日 13:30
タニタは、検知器のなりすましを防止するアルコール検知器「ALBLO FC-1500」を1月28日に発売した。価格は45,000円(税別)。アルコール検査対応が必要な運輸運送事業者などを中心に販売する。
検査ごとにワンタイムQRコードを発行する燃料電池式アルコール検知器。同社が提供する運送業者向けクラウドサービス「ALBLOクラウドサービス」と連携することで、被験者が本人であることを認証でき、不正を防止できる。
クラウドサービスのアプリをインストールしたスマートフォンやタブレットで、検査前/検査中/検査後に検知器に表示されるQRコードを読み込むことで認証を行なう。検査ごとにワンタイムQRコードを発行することにより、他の検査時に生成されたQRコードの画像を使うことなどによる機器のすり替えを防ぐ。また、検査前には検知器とスマホをBluetoothで接続し、読み取ったQRコードが検査を行なう検知器から生成されたものかを確認できる。
QRコードでの本人認証に加え、クラウドサービスでは顔認証機能を利用可能。検査前後にスマホやタブレットで被験者の顔認証を行なうことでなりすましを防止できる。ALBLOクラウドサービスの料金は、導入時の管理者IDが1人あたり15,000円(税別)、被験者IDが1人あたり月額2,000円(税別)から。
本体サイズは64×25×138mm(幅×奥行き×高さ)で、電池を含む重さは約180g。