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三菱重工、節電や安全に配慮したスチームファン蒸発式加湿器「roomist」
2020年9月11日 14:30
三菱重工冷熱は、加湿器「roomist」2020年モデルのスチームファン蒸発式4機種を9月9日に発売した。価格は、適用畳数(木造和室/プレハブ洋室)が6/10畳の「SHE35TD」が19,000円、10/17畳の「SHE60TD」が25,000円。
蒸発布が吸い上げた水をヒーターで加熱し蒸発させる同社独自の加湿方式の、スチームファン蒸発式加湿器。水受け皿の水は常温のため、転倒しても火傷の心配がないという。また、蒸気の吹き出し温度は送風ファンで空気と混ざり55℃以下になる。
蒸発布には水に含まれるミネラル分などを取り除く効果があるという。1週間に1回程度、水で揉み洗いすることで蒸発布は繰り返し利用できる。また、水道水に含まれるミネラル分などの発生を一定期間抑制するイオンフィルターを標準装備する。交換は1シーズンに1回。
細菌やカビ、ウイルスの抑制には、空気吸込口のBIOフィルターが細菌の細胞壁を溶かす「つかまえ除菌」や、プラズマイオンを発生させる「とびだし除菌」(SHE35TD以外)が作用する。
本体には部屋の温度と湿度をチェックするWセンサーを搭載し、おまかせ運転時には最適湿度を自動でコントロールする。また、湿度表示は1%単位でデジタル表示する。5%ごとに湿度の設定が可能。
本体サイズと重さは、SHE35TDが220×267×245mm(幅×奥行き×高さ)で3.0kg、SHE60TDが221×297×308mm(同)で4.0kg。タンク容量は順に約2.8L、約4Lで、加湿能力は350ml/時、600ml/時。消費電力は125~250W、220~440W。カラーはいずれもピュアホワイト/ブラックの2色。
また、2019年モデルのスチームファン蒸発式、加湿能力1,200ml/時の「SHE120SD」、ハイブリッド加熱気化式で加湿能力500~850ml/時の「SHK50SR/SHK70SR/SHK90SR」は継続して販売する。