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三菱重工、エアコンと連動して湿度調整できる加湿器「roomist」2019年モデル
2019年9月9日 19:23
三菱重工冷熱は、同社製エアコンと連動して湿度調整のできるハイブリッド式など、加湿器「roomist(ルーミスト)」の2019年モデル全8機種を、9月9日から順次販売する。スチームファン蒸発式は5機種で、価格が19,000円～61,000円、ハイブリッド加熱気化式は3機種で、価格は30,000円～40,000円(すべて税抜)。
安全に使えるスチームファン蒸発式
省エネ・静粛性に優れ、使いやすいデザインを採用したスチームファン蒸発式加湿器。蒸発布が吸い上げた水だけをヒーターで加熱して蒸発させる独自の加湿方式を採用しているため、万一転倒しても熱湯ではなく常温水のため、火傷の心配がないという。蒸気の吹き出し温度も、送風ファンにより空気とミキシングされて55℃以下となるため安心としている。
全機種で、水に含まれるミネラル分などの堆積物の付着を抑えるイオンフィルターを標準装備。また従来モデル同様、プラズマイオンを放出してウイルスや浮遊菌を抑制する「とびだし除菌」、特殊フィルターで細菌やカビをキャッチして抑制する「つかまえ除菌」を合わせた「プラズマW除菌」機能を搭載する(350mlタイプはつかまえ除菌のみ)。
また、加湿水の残量が確認できる水位窓や、デジタル表示部分の輝度調節機能、アロマスチームを楽しめるアロマオイル用のトレイを備えている。
加湿能力350ml/hタイプの「SHE35SD」は、適用畳数が6/10畳(木造和室/プレハブ洋室)、タンク容量が約2.8L、カラーはピュアホワイトとブラックの2色、価格は19,000円。国内唯一となる同600ml/hタイプ「SHE60SD」は、適用畳数が10/17畳(同)、タンク容量が約4L、カラーはピュアホワイトとブラックの2色、価格は25,000円。同1,200ml/hタイプの「SHE120SD」は、適用畳数が20/33畳(同)、タンク容量が約5L×2、カラーはクリアホワイトのみ。
エアコンと連動するハイブリッド加熱気化式加湿器3機種
省エネ性に優れたハイブリッド加熱気化式加湿器。水を含んだフィルターにファンで風を当てて加湿する「気化式」と、水を含んだフィルターに温めた温風を当てて加湿する「加熱気化式」を組み合わせたハイブリッド運転を行なう。そのため湿度が低いときは加熱気化式で素早く加湿し、設定湿度になると気化式に切り替わることで、消費電力を抑えながら加湿量を調整できるという。
また全機種に「プラズマW除菌」と、三菱重工サーマルシステムズ製ビーバーエアコン「SRK-Sシリーズ」の2015年以降モデル、「SRK-Rシリーズ」の2018年以降モデルとの連動運転機能を搭載。エアコンのセンサーが検知した湿度に基づき、加湿器へ運転・停止の信号が送られることで、設定湿度をコントロールできるという。
加湿能力500ml/hの「SHK50SR」は、適用畳数が8.5/14畳(木造和室/プレハブ洋室)、価格は30,000円。同700ml/hの「SHK70SR」は、適用畳数が12/19畳(同)、価格は34,000円。同850ml/hの「SHK90SR」は、適用畳数が14.5/23.5畳(同)、価格は40,000円。いずれもタンク容量は約4.5Lで、カラーはクリアホワイト。
