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本格エスプレッソがシンプル操作で。イタリアGAGGIAから54,500円の小型全自動モデル

BESANA(ベサーナ) HD8651

フジ産業は、イタリアのエスプレッソ/コーヒーマシンブランド「GAGGIA(ガジア)」の小型全自動エスプレッソマシン「BESANA(ベサーナ) HD8651」を、9月25日に発売する。価格は54,500円。

ガジアは、1938年に圧力をコントロールしてコーヒーを抽出する方法を特許申請し、エスプレッソの象徴とも言えるクレマ(エスプレッソの液面に浮かぶ泡)を誕生させたとする。同機は、家庭用だけでなく業務用マシンのメーカーであるガジアの中で、エントリーモデルに位置づけられる。

ガジアの中で、エントリーモデルに位置づけられる

幅295mmとコンパクトなデザインで、場所を問わず設置が可能。本体色はブラックで周辺の統一感を損なわないという。

使用するボタンは主に2つ。水をタンクに注いでセットし、本体上部にコーヒー豆を入れてから、コーヒーボタンを押すだけでエスプレッソが簡単に抽出できる。本機が最適なコーヒー豆量を自動的に調整。抽出前には、コーヒー粉末を一度蒸らすことで、エスプレッソ本来の香りを充分に引き出す。さらにポンプ圧力はイタリア基準の15気圧で、本場のエスプレッソを抽出するという。

コーヒー豆を挽くグラインダーには、特殊セラミック製フラットグラインダーを採用。これにより豆を均一に挽き、加熱を防ぐとともに消音性や耐久性を向上しているとする。

スチームノズル(パナレロ)を標準装備し、蒸気の力で牛乳はもちろん、色々な飲料を温められる。

そのほかカルキ洗浄のタイミングを知らせる「カルキ洗浄アラーム機能」や、内部のコーヒー回路を自動洗浄する「自動クリーニング機能」を備え、マシンを清潔に保つ。また一定時間、操作しなかった場合は、省エネスタンバイモードに自動で移行。同モード時は、消費電力を1Wh未満に抑えてくれる。

本体サイズは295×420×325mm(幅×奥行き×高さ)。重さは6.9kg。電源は100V(50/60Hz)。消費電力は1,000W。水タンク容量は1L。コーヒー豆容器容量は200g。1杯あたりのコーヒー豆量は約10g。

水タンクやコーヒーカス容器を本体前面に配置
シンプルな操作で簡単にエスプレッソなどが作れる
蒸気で牛乳などを温められる