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お手本を見ながら磨けるスマホ連携「ドルツ」薄型ヘッドで奥歯も磨きやすく
2020年8月20日 17:10
パナソニックは、薄型ブラシを採用し、スマホ連携も可能な電動歯ブラシ「ドルツ EW-DT51」を10月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37,000円前後。
「ヨコ磨き」と「タタキ磨き」の「W音波振動」により、歯科医師推奨の磨き方を再現できるという電動歯ブラシ。新たに薄型ブラシを採用し、奥歯の奥も磨きやすいとしている。同社の電動歯ブラシでは初のIoT製品となり、専用アプリには正しい磨き方ができるコンテンツを用意した。
ブラシヘッドは従来モデルの約5mmから約3.2mmへ薄型化。ネックも細くすることで口の中で動かしやすく、ブラシが奥歯の奥や歯周ポケットに届きやすいとする。
Bluetoothを搭載し、専用のスマートフォンアプリと連携可能。アプリでは歯科衛生士監修の磨き方指導動画を見ながら磨くことができる。同時にスマートフォンのインカメラを利用して自分の磨いている姿と見比べることが可能で、正しい磨き方を身に着けられるという。
磨く部位に合わせてモードを変えるカスタマイズコースも作成できる。いくつかの質問に沿って「歯ぐきの痛いところ」「歯並びの悪いところ」などを選択していくとおすすめのコースが完成する。完成したコースはさらに細かく変更できるため、自分に合ったコースが作れるとしている
作成したカスタマイズコースは、最大2件まで本体のボタンに登録可能。歯磨きのたびにアプリと接続しなくても、ボタン1つでカスタマイズコースを呼び出すことができる。
歯磨きの結果やブラシの交換時期を表示するカレンダーも備える。センサーによる押し付け検知機能を搭載し、ブラシを歯に押し付けすぎていた際はアプリで注意を促すほか、本体のブラシ振幅を制御する。
ブラシは「極細毛(コンパクト/ラージ)/クリーン&ホワイト/ポイント磨き」の4種類を付属。新たに採用したクリーン&ホワイトブラシでは、通常毛と同じ太さでありながら節型形状のあるエンボス毛と、通常毛より太く、ひし形形状のブリリアンス毛の2種類を使用することで、歯垢とステイン(歯の着色汚れ)が1本でケアできるようにした。
これまではケアしたい部位に合わせて7本のブラシを用意していたが、ブラシの性能を見直すことで4本に縮小。例えば歯ぐきケアの際は極細毛とシリコンブラシの2本を使用していたところ、極細毛ブラシのみを使用しても従来のシリコンブラシ同様の効果が見られたため、歯周と歯ぐきケアが同時にできる極細毛ブラシに統合。歯表面のケアには3本のブラシを用いていたが、クリーン&ホワイトブラシの採用により1本でケアできるようになった。7本を使い分ける難しさや手間をなくしたことで、より気軽に使用できるという。
モードは従来の「Wクリーン/ノーマル/ソフト/Wガムケア」に、ソフトモードより優しく磨くセンシティブモードを追加。歯ぐきをいたわりたい人に適しているとする。
本体はIPX7の防水設計。リチウムイオン電池を内蔵し、約1時間の充電でWクリーン/Wガムケアモード時は約11日間(約45分)、その他モード時は約22日間(約90分)使用可能。また2分間の充電で1回(約2分間)磨けるクイックチャージ機能を用意する。
細かな改良により清潔性も向上。ブラシ差込口の溝に水や泡が侵入しないようにフタを設けたほか、ブラシスタンドは掃除しやすい形状に変更した。
本体サイズは、約29×34×241mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約115g(ブラシ含む)。極細毛ブラシ(コンパクト/ラージ)、クリーン&ホワイトブラシ、ポイント磨きブラシ、充電スタンド、携帯ケース、ブラシスタンド、ACアダプターが付属する。
【お詫びと訂正・2020年8月26日18時】
記事初出時、付属ブラシを5種類と記載しておりましたが、正しくは4種類です。お詫びして訂正いたします。