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ノクリアに高い暖房能力の寒冷地向けモデル。富士通ゼネラル

ゴク暖ノクリア ZNシリーズ

富士通ゼネラルは、寒冷地向けエアコン「ゴク暖ノクリア ZNシリーズ」6機種を8月31日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は310,000~400,000円。

14畳向けモデルで9.4kWの低温暖房能力を発揮するなど、同社の寒冷地向けエアコンの中ではトップクラスの暖房能力を持つ。暖房能力2.8kWで8畳向け「AS-ZN251L」~8.5kWで23畳向け「AS-ZN711L2」をラインナップした。

高出力運転と低出力運転を両立する「ハイブリッドインターリーブ方式」をコンプレッサーの制御技術に採用(一部モデルを除く)。大容量コンプレッサーの搭載や熱交換器の最適化もあわせて、高い暖房能力と省エネ性を実現させたという。

暖房運転時の「あったかアップ」機能と「ハイパワー運転」を搭載。暖房運転では最高60℃の高温風を吹き出し、外気温が-15℃でも足元温度を40℃まで暖めるとしている(14畳向けモデルの場合)。

エアコン内部を清潔に保つための機能も搭載した。「熱交換器加熱除菌」機能により、熱交換器に残った水分を55℃以上に加熱してカビ菌や細菌を除去するという。また、無線LANアダプターを内蔵し、スマートフォンやスマートスピーカーでエアコンを操作できる。無線LAN内蔵で、アダプター取り付け工事の必要なく手軽にIoT機能を利用できるという。

寒冷地向けの設計で、外気温が-25℃でも凍結により運転が停止しないよう、凍結防止ヒーターを搭載した。室外機は、雪による目詰まりで性能が低下しないよう、吹き出しグリルの構造と材質を工夫したという。

さらに、近年の寒冷地域における夏の暑さにも対応し、外気温50℃(室外機吸い込み温度)での運転を可能とした。

室内機の本体サイズは798×367×293mm(幅×奥行き×高さ)。