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外気温-25℃でもパワフル暖房。パナソニック寒冷地向けエアコンのプレミアムモデル

Eolia(エオリア) フル暖エアコン UXシリーズ

パナソニックは、外気温-25℃でも最高約55℃の温風を吹き出すパワフルな寒冷地向けエアコン「Eolia(エオリア) フル暖エアコン UXシリーズ」の21年度モデルを9月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は24万円前後~32万円前後。

寒冷地向けエアコンのプレミアムモデル。外気温-25℃の環境で最高吹き出し温度は約55℃と、パワフルな暖房が可能という。霜取り運転中も暖房を止めずに暖められる「ハイブリッド エネチャージシステム」を搭載する。

吹き出し口のフラップを大きくしたことで、舞い上がりやすい温風を強力に押さえ込み、冷える足元にしっかり届けるという。一度に多くの空気を吸い込み、たっぷりの温風を吹き出す高効率フォルムとフラップの大型化により、足元の暖かくなる範囲が20年度モデルと比べて約35%アップした。

大型フラップで温風を押さえ込み足元へ届ける
足元の暖房範囲が広くなった

朝の運転前に予熱を始め、暖房ボタンを押すとすぐに温風が出る「すぐでる暖房(おはようチャージ)」機能を用意。午前3時~10時の間によく暖房運転をオンにする時間帯をエアコンが学習し、その時間帯の前から予熱運転を開始。寒い朝でも部屋をスピーディに暖められるとする。

新採用の「エオリアAI」は、センサーの検知内容や運転履歴などの情報を分析し、住宅や生活パターンに応じた暖房運転を行なう。「AI快適おまかせ」ボタンを備え、心地よい温度を優先する「快適モード」と、節電運転を優先する「エコナビモード」の2つをボタン1つで切り替え可能。

無線LANを内蔵しており、「エオリア アプリ」を通じて外出中でもスマートフォンからエアコンの操作や電気代の確認が可能。

AIに運転をまかせる「快適モード」と「エコナビモード」をボタン1つで切り替え可能

自動で内部を掃除する「ナノイー X 新・内部クリーン」機能を用意。運転を終了するたびにエアコン内部を40℃以上に加熱して乾燥。加えて高濃度の「ナノイー X」を内部に充満させることでカビの成長を強力に抑制し、手入れの手間を軽減するという。

このほか「新・フィルターお掃除ロボット」を搭載する。エアフィルターに付いたホコリを、ブラシでかき取ってダストボックスに吸引し、集めたホコリを自動で屋外へ排出する。ホコリを屋外へ排出しない、隠ぺい配管対応のダストボックス方式への切り替えも可能。さらに、ブラシについたホコリを回収するブラシクリーナーも新採用する。

室内機の本体サイズは、799×385×295mm(幅×奥行き×高さ)。室外機は、2.5kWクラスが799×299×630mm(同)、2.8〜7.1kWクラスが849×319×699mm(同)。

ラインナップは、「CS-UX251D2」(冷房時のおもな適用畳数が8畳)/「CS-UX281D2」(同10畳)/ 「CS-UX401D2」 (同14畳)/「CS-UX561D2」(同18畳)/「CS-UX631D2」(同20畳)/「CS-UX711D2」(同23畳)の6モデル。

運転終了後に内部を乾かし、ナノイー Xを充満させることでカビを抑制
エアフィルターのホコリを自動で掃除し屋外へ排出する