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スペシャライズド「TURBO VADO SL」でオーガニックコーヒーをデリバリーするバイシクルコーヒー

スペシャライズド・ジャパンは、クロスバイクタイプのe-bike「TURBO VADO SL(ターボヴァドエスエル)」バイシクルコーヒー東京に供給した。

スペシャライズド「TURBO VADO SL」

スペシャライズドは、「Innovate or Die(革新か、さもなくば死を)」を社是に革新的なサイクル用品の開発を行ない、サイクリングを通してライダーの健康や生活の質を向上させるとともに、地球環境をも改善できると信じて活動を続けているサイクリングブランド。

カリフォルニア オークランドを拠点とするバイシクルコーヒーは、「有機栽培されたコーヒー豆を、正当な取引(フェアトレード)で購入することでコーヒー農家が経済に大きく左右されずに安定し、自分たちで焙煎した豆を、自転車を使って得意先に届けて行くという形で自らそのサイクルの中に参加する」という信念のもとに創業されている。

中南米で目にした美しい自然と、貧困にあえぐコーヒー農家を目の当たりにしたことがきっかけだそうだが、コーヒー豆のパッケージには生分解性100%のバイオプラスティックを使用するなど、環境負荷を減らす取り組みを積極的に取り入れているという。

そんなスペシャライズドとバイシクルコーヒーは、自転車というツールを通して「人々の生活の質」や「地球環境を改善」するという大きなヴィジョンで共鳴し、コーヒーデリバリーを「TURBO VADO SL」で開始した。

実際に「TURBO VADO SL」でデリバリーを開始したバイシクルコーヒー東京・成田氏は以下のようにコメントしている。

バイシクルコーヒー東京・成田氏

「TURBO VADO SLはペダルを漕いだらすごいパワーでアシストされる普通の電動アシスト自転車とは違い、ケイデンス(ペダル回転数)に合わせて適正にアシストされるので、しっかりとギア操作をして乗りこなさないと快適なアシストにならず、バイクを徐々に乗りこなせるようになってくる感じが楽しいです。デリバリー効率が上がって仕事が捗るとともに、走り出し・坂道・逆風など今まで辛い思いをしていたシチュエーションがとても快適になり、サイクリングを楽しむ心の余裕もできました」。

実はe-bike部メンバーは、昨年の3月に都内でのロケ中に日比谷周辺で信号待ちをしている際に、通常のスポーツサイクルでリアカーを引くバイシクルコーヒー東京・成田氏に「それってe-bikeですか?」と声をかけられ、短い時間に熱心に質問された経験がある。いち早くe-bikeに興味を持っていた成田氏に、いずれ「働くe-bike」の魅力をあらためて伺ってみたい。

バイシクルコーヒー東京のイメージ動画