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エコバックスのAI搭載ロボット掃除機が進化、7種類の障害物を回避「DEEBOT OZMO T8 AIVI」

DEEBOT OZMO T8 AIVI

エコバックスジャパンは、ロボット掃除機の新製品として、業界初の光学式D-ToFセンサーを応用したマッピングシステムと、走行中のトラブルとなる障害物をAI技術で認識し回避する機能を搭載した「DEEBOT OZMO T8 AIVI(ディーボットオズモ T8アイビー)」を、6月29日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は87,780円(税込)。

部屋をマッピングしながら効率よく清掃できるロボット掃除機。業界で初めて車の自動運転の車間距離技術にも使用されている光学式D-ToFセンサーを応用したマッピングシステム「True Mapping」を搭載した点が特徴。従来のレーザーマッピングより検出範囲が広く、業界最高水準の半径10mまでの物体を360°全方位に検出。家具の位置や形状を高速に測定し、測定時間を3分の1短縮し、マップ作成の精度が4倍向上したとする。

システム部分は完全密閉型設計でホコリ等の異物の侵入を防ぐ。そのため従来製品と比べレーザー照射部分の故障率を低減、使用寿命の延長を実現させたという。

清掃時の障害物をAI技術で認識し回避する「AIVIクリーニングアシスト」も装備。電源コード類、スリッパ、靴下、靴、毛布類、Uシェイプチェア、長辺80cm以内の敷物といった7種類の物体をAI技術で認識。一般的なロボット掃除機に起こる「電源コードの絡まりによる清掃の中断」や、「靴下をひきずりながら走行する」といった状態を大幅に軽減したとする。

回避した障害物の位置を専用アプリのAIマップに未清掃エリアとして表示。清掃終了後に障害物を移動すれば、ロボット掃除機が自動で未清掃箇所へ移動して再清掃

高性能AIチップセットとHDカメラレンズを組み合わせて外出中もリアルタイムで部屋の様子を確認できる「AIVI(アイビー)ビデオバトラー」を搭載。専用アプリを使うことで、ロボット掃除機を任意の場所に移動できる。留守番中のペットや家の中の様子をリアルタイムでスマホで確認できるほか、ボイスメッセージを送ることが可能。

また、タンクから吸い上げた水の水量を調節しながら水拭きしていく機能「OZMOモップシステム」も備える。本機は「OZMO PRO ストロング電動クリーニングモップセット」を同梱し、通常の「OZMOモップシステム」よりさらに圧力をかけて床面に密着させながら毎分480回モップを前後に振動させ、頑固な汚れも拭き取る。ケチャップやコーヒーの跡など床にこびりついた頑固な汚れもキレイにできるとしている。

水拭き時には、毎分480回モップを前後に振動させる

カーペット自動認識センサーを備え、水拭きを併用時でもカーペットでは水拭きを自動で回避。カーペットが敷かれている部屋でも、安心して清掃できるとする。

そのほか、スマホとの連携で、タイマー設定が可能。自動充電自動再開機能も備えている。

本体サイズは353×93mm(直径×高さ)。重さは3.7kg。バッテリー容量は5,200mAh。充電時間は約6.5時間。最大稼働時間は180分。最大稼働面積は300m2。ダストボックス容量は420ml。水タンク容量は240ml。運転音は55dB。