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アイロボットのサブスク一新。ブラーバ登場、2週間のルンバお試しコースも

アイロボットのサブスクにブラーバ ジェット m6が追加

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ」を月額制で試せるサブスクリプションサービスを一新し、「ロボットスマートプラン+(プラス)」として開始した。製品ラインナップに床拭きロボットの「ブラーバ ジェット m6」などを追加したほか、月額料金を見直し、契約期間が短い新たなプランも用意する。

同社のサブスクリプションサービスは2019年6月に開始し、1周年を迎えた。低価格で気軽にロボット掃除機が試せる点を特徴としている。

ロボットスマートプラン+

これまで「ルンバ i7+」「ルンバ900シリーズ」「ルンバ600シリーズ」の3モデルのみだったラインナップに、「ルンバ e5」「ルンバ i7」のほか、「ブラーバ ジェット m6」など床拭きロボットを追加。また月額料金の最低価格を、1,200円から980円へと変更した。

さらに36カ月間の「あんしん継続コース」に加え、「おためし2週間コース」を新採用。14日間の短期レンタルが可能となり、より気軽に試せるようになった。

「おためし2週間コース」では、14日間のレンタル終了後に公式オンラインストアで同型の製品を購入した場合、レンタル料金相当を全額キャッシュバックする。また「あんしん継続コース」に移行する場合は、おためし2週間コースの利用料金相当を全額キャッシュバックするほか、あんしん継続コースの初月利用料が無料となる。

おためし2週間コースの対象機種と料金は以下の通り。料金には送料が含まれる。

「おためし2週間コース」の対象機種と料金

「ルンバ i7+」4,527円
「ルンバ i7」3,618円
「ルンバ 960」2,709円
「ルンバ e5」2,255円
「ルンバ 643」1,800円
「ブラーバ ジェット m6」2,709円
「ブラーバ 390j」2,255円
「ブラーバ ジェット 250」1,800円

「あんしん継続コース」は36カ月の契約となり、契約満了時に製品の所有権がユーザーに移転する。無償保障・修理期間も36カ月で、ユーザー過失故障の場合は1年以内であれば無償修理対象となる。なお、これまで1年以内は解約・返品不可としていたところ、契約開始から6カ月経過後は返品に応じるとし、ユーザーの不安を軽減するという。

あんしん継続コースの対象機種と月額料金は以下の通り。

「あんしん継続コース」対象モデルと月額料金

「ルンバ i7+」3,800円
「ルンバ i7」2,800円
「ルンバ 985」2,800円
「ルンバ e5」1,500円
「ルンバ 641」980円
「ブラーバ ジェット m6」2,800円
「ブラーバ 390j」1,500円
「ブラーバ ジェット 250」980円

「ルンバ i7」や「ブラーバ ジェット m6」を気軽に試せる

ルンバ購入のパラドックスを乗り越え、世帯普及率10%へ

アイロボットジャパン 代表執行役員社長の挽野 元氏によると、掃除機カテゴリーにおける同社製品のシェアは、2020年5月末に13.2%を達成し、世帯普及率は6.5%となったという。また同社の調査によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅時間が増え、生活用品や家電を見直す人が多いとしている。

「コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、部屋の汚れが気になる方も増えたようです。実際に3月以降は、ルンバ i7やブラーバ ジェット m6などのプレミアム製品の売上が伸びています」(挽野氏)

アイロボットジャパン 代表執行役員社長・挽野 元氏

またアイロボットジャパン マーケティング本部長の山田 毅氏は、“ルンバパラドックス”と呼ばれる社内用語に触れながら、ロボットスマートプラン+について語った。

「ルンバにはパラドックスがあります。使う前は本当にキレイになるのか、自分の生活に合うのかと懐疑的な方が多い一方で、一度使用するともう手放せない、ルンバがない生活は想像できないなど、ルンバに対するイメージは使用前と後で大きく異なります。

我々はこのパラドックスを乗り越えられるように事業を展開しています。今回のサービスでは、とにかく気軽に使っていただけるように2週間のお試しコースを用意しました。また、ユーザーの皆様から『縛りが長い』と言われていた継続コースの返品可能期間を12カ月から6カ月に短縮することで、より使いやすくなったサービスを提供いたします」

アイロボットジャパン マーケティング本部長・山田 毅氏