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GPS/みちびき/Wi-Fiで位置を取得する、子どもの見守り用の位置情報端末「まもサーチ」

見守りサービス「まもサーチ」

IoTBankは、GPSの位置情報を使用した見守りサービス「まもサーチ」を4月17日に発売する。子どもや高齢者などに位置情報を発信する小型機器を携帯させることで、保護者などがスマートフォンアプリで居場所を把握できる仕組み。

本体価格は4,800円。利用には別途、月額480円または年額5,000円(いずれも税抜)の通信料が必要。発売を記念して、月額通信料が初月無料になるキャンペーンを実施。5月31日までに本体を購入し、専用アプリから登録を完了すると、キャンペーンが適用される。

「まもサーチ」本体

本機は、GPSまたは準天頂衛星「みちびき」の電波に対応した位置情報発信機。専用アプリをインストールしたスマートフォンを登録しておけば、子どもや高齢者の居場所をスマホ上で確認できるようになる。

GPSや「みちびき」に加えて、Wi-Fiの電波も利用して測位するため、市街地や地下でも位置情報を正確に取得できるとする。

アプリの地図上に現在地が表示され、今どこにいるのかが分かるうえ、あらかじめ学校や塾などのエリアを設定しておけば、エリアの出入り時にスマートフォンへ通知される。そのほか、本機が通った経路をアプリで把握できたり、本機が登録スマートフォンから一定の距離を離れると通知したりできるという。逆に本機で、現在地をスマートフォンへ発信・通知することも可能。

アプリの地図上に現在地が表示され、今どこにいるのかがわかる
本機から現在地を発信し、スマートフォンへ知らせることも可能

あらかじめ登録できるスマートフォンは5台。最大5人で、見守ることができる。またアプリには最大5台の「まもサーチ本体」を登録できるので、兄弟姉妹がいても1つのアプリで見守れる。

本機が一定時間同じ場所に静止した場合は、自動でスリープ状態となり、バッテリーを節約するという。また本体のバッテリー残量が少なくなると、スマートフォンへ通知。充電をし忘れるリスクを軽減する。

最大5人で見守れる
本機が一定時間同じ場所に静止した場合は、自動でスリープ状態となる。また本体のバッテリー残量が少なくなると、スマートフォンへ通知

本体サイズは41×14mm(直径×高さ)。重さは20g。通信可能エリアはSoftBank LTE通信エリア。350mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵。専用充電ドックが付属。IP65の生活防水/防塵仕様。