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OGK、ケガゼロ発想から生まれた自転車用チャイルドシート「グランディア」に新モデル
2020年3月6日 00:00
自転車用チャイルドシート国内シェアトップのオージーケー技研は、自転車用チャイルドシート「グランディア」シリーズより、安全性と快適性を高める3つの新機能を搭載したリヤ(後ろ乗せ)ベビーシート「GRANDIA PLUS(グランディアプラス) RBC-017DX PLUS」を今春発売する。価格は25,000円(税込)。
同社が3年以上の試行錯誤の末に完成したシリーズの新モデル。"ケガゼロ"発想から生まれ、転倒時でも頭を270°守る「トリプルヘッドガード」、ワンアクションでフィットする自動巻取り式「ピッタベルト」、巻き込みや接触から足を守る「アラウンドフットガード」という3つのコア機能を搭載している点が特徴。
消費者庁によると、幼児用座席のついた自転車の事故で病院に救急搬送された子どもが、2016年までの6年間に東京都内だけで1,349人に上っているという。同社では、自転車用チャイルドシートメーカーのパイオニアとして、幼い子どもを守れないものかと考え、「グランディア」シリーズの開発に着手したとする。
適用年齢と身長は1歳(12カ月)以上6歳(72カ月)未満、身長115cm以下。シート部分に取り付ける「セーフティパッド」は取り外し可能。小さいときにはパッドを取り付けてフィット感を高め、成長に合わせて取り外せるため、長く使い続けられるとする。
近づけるだけで固定できる「マグネットバックル」を備え、バックルをはめるわずらわしさを軽減するとしている。乗せ降ろしがスムーズにできるよう、肩のパッドを立ち上げた「ホッピングパッド」を搭載。ベルトが子どもの下敷きになることがないという。
適用体重は体重20kg以下(クラス25後ろキャリヤ使用時)、体重22kg以下(クラス27後ろキャリヤ使用時)。
適用車種は、22~27型の後ろキャリヤを装着したシティ車(婦人車・軽快車)。なお、特殊形状のフレームやキャリヤには取付けができないとしている。
製品サイズは420×540×790〜810mm(幅×奥行き×高さ)、製品重量は約4.8kg。