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あさひ、スマホも充電できる子乗せ電動アシスト自転車 ~OGK製チャイルドシートを標準装備

 あさひは、同社初の子ども乗せ用電動アシスト自転車「ENERSYS baby(エナシスベビー)」を、2月下旬に発売する。価格は139,980円(税込)。

「エナシスベビー」マットアイボリー、マットブラック

 サイクルベースあさひと、日本製チャイルドシートのトップメーカーであるオージーケー技研が共同開発した、子乗せ電動アシスト自転車。子供を乗せたときの安定感や、安全を第一に考えて開発したという。

 電動アシストユニットは、モーターがクランク軸の回転を直接アシストする「PLUS-D」を採用。子供乗せ用のアシストプログラムにより、パワフルで自然なアシスト感を実現するとしている。フレームが低いため、乗り降りの際にバランスを崩さず足を通せ、転倒リスクを軽減するという。

 スイッチパネルはUSBポート付きで、スマートフォンなどを充電可能。災害など非常時にも役立つという。

レームが低いため、乗り降りの際にバランスを崩さず足を通せる
スイッチパネルはUSBポート付きで、スマホを充電可能

 チャイルドシートは、OGK製「RBC-015DX」を標準装備。ヘッドレストに衝撃吸収率約90%の超衝撃吸収パッドを採用し、側頭部まで守るという。対象年齢は1~6才未満。

 安全機能では、鍵を開けないとスタンドロックが外せない機構を設けている。鍵の解除忘れと、そのまま発進してしまう誤動作を防止。予想外の動きを防いで安全性を高め、それによる車輪の故障も防止する。

 このほか、前にチャイルドシートを付けて子供の乗せた場合に膝が当たりにくいフレーム設計や、視界を広く確保できるハンドル設計を採用。なお、前後に子供を2人同乗する場合は、別途OGK製フロントチャイルドシート(指定品)を購入する必要がある。

 タイヤサイズは20型で、適応身長は142cm~(子供2人同乗の場合は152cm~)。重量は30.5kg。内装3段シフトを採用。最長走行距離は約70km(エコモード)。バッテリー容量は36V×10.3Ah(25.2V換算で14.7Ah)。充電時間は約5~6時間。

 本体カラーは、マットアイボリーとマットブラックの2色。

前にチャイルドシートを付けて子供の乗せた場合に、視界を広く確保できるハンドル設計
鍵を開けないとスタンドロックが外せない機構

 また、チャイルドシートにOGK社の最上位モデル「GRANDIA RBC-017DX2」を標準装備した、「ENERSYS baby LIMITED(エナシスベビーリミテッド)」も同時に発売する。価格は146,980円~(税込)。

 機能やサイズはエナシスベビーと共通。カラーはマットブラックの1色。

エナシスベビーリミテッド