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東芝、肉や刺身を凍らせずにおいしく長期保存できる冷凍冷蔵庫6機種

 東芝ライフスタイルは、「氷結晶チルド」を新搭載した冷凍冷蔵庫「VEGETA(べジータ)」の6ドアタイプ「FZシリーズ」4機種と、5ドアタイプ「GZシリーズ」2機種を4月下旬から順次発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は「FZシリーズ」が33〜38万円前後、「GZシリーズ」が31〜32万円前後(税抜)。

「VEGETA FZシリーズ」
「VEGETA GZシリーズ」

 食材を凍らせず、生のままでおいしく長期保存できる「氷結晶チルド」をチルドルームに新搭載した冷凍冷蔵庫。独自のツイン冷却技術と温度コントロールにより、食材の表面に薄い氷の膜を生成する「氷結晶コーティング」を実現した。氷の膜が菌の繁殖、酵素の活動を抑え、冷凍せずに最長で肉を10日間、刺身を7日間保存できるという。

 また長期保存が可能なだけでなく、食材を凍らせないため、冷凍と比べておいしさを損なわず、解凍の手間が必要ない点も特徴とする。

「氷結晶チルド」の仕組み
冷凍せずに最長で肉を10日間、刺身を7日間保存できるという

 この他、冷蔵室の扉に給電用USBポートを搭載。キッチンでスマートフォンのバッテリーを気にすることなくレシピ動画を視聴したり、USB電源で駆動する小物家電やスピーカーを使用する際に便利としている。

 また専用のスマホアプリと連携し、冷蔵庫の運転状況確認や機能設定操作なども可能。さらに庫内の食材をリスト化して効率的に管理できる「食材管理」機能や、冷蔵庫の扉開閉状況などをセンシングすることで遠方の家族と繋がれる「みまもり」機能も春〜夏以降に順次追加されるという。

 フレンチ両開き6ドアタイプの「FZシリーズ」は、定格内容積461L/508L/551L/601Lの4機種をラインナップ。いずれもカラーはアッシュグレージュ、ラピスアイボリー、クリアグレインホワイトの3色展開。

 内容積601L「GR-S600FZ」の本体サイズは、685×745×1,833mm(幅×奥行き×高さ)。ドア材は強化処理ガラス。各室の容量は、冷蔵室が304L、野菜室が133L、製氷室が22L、冷凍室が142L。

 片開き5ドアタイプの「GZシリーズ」は、定格内容積465Lと501Lの2機種をラインナップ。いずれもカラーはアッシュグレージュ、ラピスアイボリー、クリアグレインホワイトの3色展開。

 内容積501L「GR-S500GZ」の本体サイズは、600×745×1,833mm(幅×奥行き×高さ)。ドア材は強化処理ガラス。各室の容量は、冷蔵室が256L、野菜室が110L、製氷室が18L、冷凍室が117L。

扉にUSBポートを業界で初めて搭載
今後スマホ連携機能も強化される