ニュース

三菱電機、AIが庫内の温度を最適に制御する、真ん中野菜室レイアウトの冷凍冷蔵庫

 三菱電機は、AIによる最適温度制御で生鮮食品の鮮度を長持ちさせる冷蔵庫「MXシリーズ」3機種と「MBシリーズ」1機種を、1月31日に発売する。MXシリーズは6ドアセンター開きで、容量572L「MR-MX57F」と、容量503L「MR-MX50F」、容量455L「MR-MX46F」をラインナップ。MBシリーズは、5ドア片開きで容量451L「MR-MB45F」をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、40万円前後、36万円前後、35万円前後、29万円前後(いずれも税抜)。

置けるスマート大容量 MXシリーズ(左)とMBシリーズ(右)

 AIによる最適温度制御により、肉や魚の鮮度を長持ちさせ、家事時間短縮に貢献する冷凍冷蔵庫。

 「おまかせ A.I.自動」ボタンを押すだけで、扉のセンサーで日々全ての扉の開閉データを収集し、AI がユーザーの行動を分析・学習して生活パターン(活動時間と非活動時間)を予測。予測した生活パターンに合わせ、肉や魚を凍らせずに保存できる「氷点下ストッカーD A.I」と食材を美味しく冷凍できる「切れちゃう瞬冷凍 A.I.」の 2 つの部屋の温度を最適制御するとしている。

 野菜室底面のトレイには、防汚素材「デュアルバリアマテリアル」を配合。野菜に付いた土などの親水性汚れと油などの疎水性汚れ、静電気を帯びた野菜くずなどの付着を抑制し、掃除の手間を削減するという。トレイは簡単に取り外せるため、お手入れが簡単だとする。

 野菜室は、野菜の出し入れに配慮して真ん中に配置。野菜室上段ケースを左右で深さの異なる段違いにすることで、野菜室全体を4つのエリアに分けて収納できるよう配慮した。このほか、3色LEDの光で、葉物野菜のビタミンCを増やして緑化を促進するとしている。

 AIが生活パターンを予測し、野菜室を一定期間使用していないと判断した場合は、3色LED の照射をやめ、省エネ運転に貢献する。

 容量572L「MR-MX57F」の本体サイズは、685×738×1,826mm(幅×奥行き×高さ)。各室の容量は、冷蔵室が306L、野菜室が114L、製氷室が19L、瞬冷凍室が32L、冷凍室が101L。年間消費電力量は275kWh/年。

 容量503L「MR-MX50F」の本体サイズは、650×699×1,826mm(同)。各室の容量は、冷蔵室が271L、野菜室が98L、製氷室が18L、瞬冷凍室が27L、冷凍室が89L。年間消費電力量は250kWh/年。

 容量455L「MR-MX46F」の本体サイズは、650×650×1,826mm(同)。各室の容量は、冷蔵室が247L、野菜室が88L、製氷室が16L、瞬冷凍室が24L、冷凍室が80L。年間消費電力量は250kWh/年。

 容量451L「MR-MB45F」の本体サイズは、600×699×1,826mm(同)。各室の容量は、冷蔵室が243L、野菜室が87L、製氷室が18L、瞬冷凍室が22L、冷凍室が81L。年間消費電力量は255kWh/年。

 いずれもカラーはクリスタルピュアホワイト、グラデーションブラウンの2色。

MXシリーズのクリスタルピュアホワイト