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三菱電機、ワンモーションで掃除を開始できるコードレス掃除機「ZUBAQ」の新モデル
2019年10月8日 00:00
三菱電機は、コードレススティッククリーナー「iNSTICK ZUBAQ(インスティック ズバキュー) HC-JD1J」を10月21日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は90,000円前後。従来機よりアタッチメントが増えるなど、より使い勝手が向上した。
ズバキューは、掃除機とは思えない不思議な形が特徴。「子供をあやしながらテーブルの食べこぼしも掃除したい」という同社の思いが結集したものだという。
充電式のスタンドにセットした状態で、上部の持ち手を持って手前に引くとスティック掃除機、上に持ち上げるとハンディ掃除機になる点が特徴だ。片手だけでパイプの着脱ができ、手軽に使い分けが可能だ。持ち手がラウンド形状のため、自分が持ちやすい場所で持て、これにより手元の負担を軽減できるとする。
専用の充電台には充電基盤を備えているため、通常は3時間から5時間かかる充電時間が約90分で完了するという。また、新製品ではこれまで1,500回だった充電回数を2,000回に増やし、バッテリーを長寿命化した。連続運転時間は約40分(標準)。
掃除機の心臓部のモーターには、同社の自社開発の「JCモーター」を搭載。毎分12万5,000回転という高速回転を行う強力なモーター。本体を軽量化しつつ高い吸引力も実現するために、モーターの大きさを小さくしながらも高回転を実現したのだという。
スッと簡単に引き抜けば髪の毛やペットの毛がとれる
使い勝手の面では、クリーナーヘッドのブラシ部分でメンテナンス性が向上。家の中を掃除すると、ペットの毛や髪の毛などがヘッド内部のブラシにからみ、取れにくくなることがある。そのまま放置するとブラシは回転がしにくくなり掃除の効率が落ちる。このような場合、一般的な掃除機では絡んだ毛をハサミなどを用いてカットする。しかしいちいちハサミを使ってカットするのはなかなか面倒なものだ。
新製品ではヘッドのブラシを真横に引き抜けば毛が集まって取れる仕組みを採用。元々、キャニスター型に搭載していた技術だが、今回コードレススティックタイプで初めて搭載したという。
アタッチメントも増えた。ロングホースを付属し、高い所の掃除もしやすくなった。また毛ブラシの馬毛の束を15束から28束に増やした。毛ブラシは、ソファーや車のシートなどを掃除する時に便利なアタッチメント。毛束が増えてよりゴミを取りやすくなったとする。
これまでゴミなどを吹き飛ばすエアブロー機能に使っていたロングノズルと、毛ブラシを組み合わせると、吸引専用のロングノズルとして使用できる。毛ブラシとエアブロー用のブラシは充電台に引っかけた状態で保管が可能。
スタンド設置時の全体サイズは、270×1,020mm(直径×高さ)で、重量は約4.3kg。クリーナーの本体サイズは、225×190×1,005mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.9kg。集じん容量は0.25L。充電所要時間は90分。アレルパンチふとんクリーンブラシ/ロングノズル/毛ブラシ/ロングホース/サッシノズル/お手入れブラシが付属する。