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三菱、充電スタンドからの取り外し方向でスティックとハンディを使い分けられるコードレスクリーナー

 三菱電機は、充電スタンドからの取り外し方向でスティックとハンディを使い分けられる、コードレススティッククリーナー「iNSTICK ZUBAQ(インスティック ズバキュー) HC-JXH30P-D形」を10月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は83,000円前後(税抜)。発売のPRイベントでは、タレントの土田 晃之さんと、ギャル曽根さんによるトークセッションも行なわれた。

コードレススティッククリーナー「iNSTICK ZUBAQ(インスティック ズバキュー) HC-JXH30P-D形」
発売のPRイベントには、タレントの土田 晃之さんとギャル曽根さんが出演

「部屋置きして、片手でサッと使える」を目指した掃除機

 スタンドからの取り外し方向でスティックとハンディを使い分けられる、コードレススティッククリーナー。従来機も、スティック式とハンディ式の使い分けができたが、本機ではこれを片手だけでサッと行なえるようにした点が特徴。

 充電式のスタンドにセットした状態で、上部の持ち手を斜め手前へ倒すとスティッククリーナーとして利用でき、持ち手を真上に引っ張るとパイプが外れてハンディクリーナーとして利用できる。いずれも片手だけで使い分けができ、両手でのパイプの着脱が不要となっている。

 さらにスタンドの形状も改良され、側面に格納されたブラシアタッチメントは、ハンディ式にした吸込口へ片手でサッと装着できるようになった。アタッチメント装着までが片手でできると、気になったときにすぐに使えて便利だとしている。なお、アタッチメントの取り外しは両手で行なう必要がある。

 三菱電機ホーム機器 営業部長・樋口 裕晃氏は、「掃除機を利用するときに障壁になるのは、使いたい時に手元になく収納されてしまっていることと、アタッチメントの付け替えなど使用したい状態まで組み立てる必要があることです。ZUBAQでは、収納せずに出しっぱなしにできて、さらに部屋が汚れたらすぐに使える掃除機を目指しました。室内に出しておけるデザインもそうですし、片手操作で使いたい状態にできることで、いつでも使える掃除機ができたと思います」と語った。

持ち手を斜め手前へ倒すとスティッククリーナーとして利用できる
持ち手を真上に引っ張るとパイプが外れ、ハンディクリーナーとして利用できる
側面のブラシノズルも片手で装着できる
三菱電機ホーム機器 営業部長・樋口 裕晃氏

高さ6cmのすき間に入る操作性と、新型JCモーター

 スティック式での使用時には、高さ約6cmまでのすき間を奥まで掃除できるようにダストカップの位置が変更された。本体を前へ差し出したとき、ヘッドから持ち手までの全体が、床にピッタリくっつくようになり、パイプ部分の太さにあたる、高さ約6cmまでのすき間を掃除できる。従来機では、低いすき間を掃除しようとすると、パイプの下側にダストカップが来るため、床に対して斜めの状態となってしまい、すき間の奥までは掃除できなかったが、本機ではダストカップをパイプの上側に配置したことで、クリーナー全体を床と平行にできるようになり、低いすき間でも掃除できるようになっている。

 また"ズバッと吸引"するという名前を冠するだけあり、モーターも刷新。本機のために開発され、最大125,000回転/分により高い吸引力を実現した「JC(ジェットコア)モーター」を新搭載。さらにモーターは、従来機と比較して小型・軽量も図られたため、本体重量は2.1kgから1.8kgに削減されている。

 従来機からは、ヘッドも改良。ヘッドの幅が約1cmほど広くなり吸込口を広くすることで、米粒などの大きめのゴミもしっかりと吸引できるという。エアブロー機能も追加され、サッシのレールなどを手軽に掃除できるようになった。ダストカップを含むサイクロンボックス全体と、ヘッド部の回転ブラシは水洗いが可能な点は、従来品から継続して搭載される。空気清浄機能は削除された。

床にペタっとくっつくので、6cmまでのすき間を掃除できる
ヘッド部は幅が1cm増え、大き目のゴミもしっかり吸引するという

「曲線の持ち手が便利」と土田さんも絶賛

 タレントの土田 晃之さんとギャル曽根さんのトークセッションでは、大・高・中・小学生の4人の子供を持つ土田さんは、たくさん汚してしまう小さい子供のいる若い夫婦に特にオススメとしていた。ギャル曽根さんは、片手でサッと掃除できる点が、主婦として便利だと大絶賛。片手掃除できるため赤ちゃんを抱っこしながらの利用や、掃除機を部屋に置いていつでも使えるため時間のない共働き夫婦にもピッタリだとしていた。

 一方の土田さんは、曲線になった持ち手が便利と絶賛。スティック利用時は、背が高い人は上を、背が低い人は下の方を持つことができるうえ、ハンディでは、高いところの掃除と低いところの掃除で、持つ場所を手軽に変えられるので、疲れずに掃除できるという。

 さらにトークセッションでは、6歳の子供モデルがハンディ利用を実演するシーンも。ハンディタイプがぴったりの大きさで、ゴミが吸い込まれるのを楽しんでいた。土田さんとギャル曽根さんからは、お母さんの真似をして掃除をしたがる子供に、"おもちゃの掃除機"を買わずに済むうえ、実際のお掃除を手伝ってもらえるので、一石二鳥だと喜びの声も上がっていた。

タレントの土田 晃之さん
タレントのギャル曽根さん
自由に持つ場所を変えられる曲線の持ち手は、土田さんが絶賛
ハンディ式は、6歳のモデルにピッタリのサイズ

 スタンド設置時の全体サイズは、270×1,020mm(直径×高さ)で、重量は約4.2kg。クリーナーの本体サイズは、225×190×1,005mm(同)で、重量は約1.8kg。集じん容量は0.25L。充電所要時間は90分で、連続運転時間は強モード時が8分、標準モード時が40分。アレルパンチふとんクリーンアタッチメント、毛ブラシ、お手入れブラシ、ブローノズルが付属する。

 発売PRイベントが行なわれた二子玉川ライズでは、9月25・26日には製品を体験できるユーザーイベント「たべこぼし Cafe」が開催される。参加者にはクロワッサンが振る舞われ、食べたときに出た"食べこぼし"を、ZUBAQで掃除できるイベントだという。

9月25・26日には製品を体験できるユーザーイベント「たべこぼし Cafe」が開催