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日立、グリル部で冷凍の魚もそのまま焼ける、スマホ連携IHクッキングヒーター

 日立グローバルライフソリューションズは、グリル部で冷凍の魚がそのまま焼ける無線LAN搭載の3口IHクッキングヒーター「火加減マイスター」を、10月1日に発売する。ダブルオールメタル対応の「HT-M350T」、鉄・ステンレス対応の「HT-M150T」をラインナップする。いずれもトッププレート幅60cm/75cmの2タイプ、計4機種を用意。価格は順に、449,000円/469,000円、380,000円/400,000円(税抜)。

3口IHクッキングヒーター「火加減マイスター」

 無線LAN搭載で、スマートフォンと連携するIHクッキングヒーター。グリル部で使える、独自の専用皿「ラク旨グリル&オーブン」が波皿と平皿の2種類と専用フタが付属し、多彩な調理が手軽にできるという。

 新モデルでは、グリル部のオートメニューを拡充。冷凍の魚をそのまま焼ける「冷凍のまま」メニューを追加した。忙しいときでも、解凍の手間を省いて魚を焼くことができる。

ラク旨グリル(波皿)
ラク旨オーブン(平皿)
冷凍の魚をそのまま焼ける「冷凍のまま」メニューを追加

 このほかグリル部では、食材が持つ水分と調味料だけで美味しく仕上げる「水なし調理」も新たに採用。火加減と調理時間をコントロールする独自の加熱方式で、煮物の荷崩れを抑えられるため、肉じゃがや筑前煮などが美味しく作れるという。

 オートメニューは計148レシピに対応。ハンバーグやアクアパッツァ、ローストビーフなどのメニューも用意する。

食材が持つ水分と調味料だけで美味しく仕上げる「水なし調理」も新たに採用。オート調理は計148レシピ

 スマホ連携では、専用アプリ「日立IHクッキングヒーターアプリ」でレシピ検索ができるほか、季節に合わせたおすすめレシピを提案してくれる。選択したレシピの火加減や時間などの設定は、アプリから本体に転送可能。後はスタートボタンを押すだけで、簡単に調理できるという。

 アプリに用意されているレシピは、付属のクッキングガイドに掲載されている300レシピのほか、調理のタイミングを本体が音声で知らせる「適温サポート」30レシピを、アプリ専用レシピとして採用。火加減が難しい調理を簡単に美味しく仕上げられる。アプリ専用レシピは今後も順次増やす予定としている。

選択したレシピの火加減や時間などの設定は、アプリから本体に転送可能
専用アプリ「日立IHクッキングヒーターアプリ」を使う

 デザインにもこだわり、上面にガラスを用いた「フラットトッププレート[プレミアム]」を採用。奥まですっきり美しいデザインを実現したという。フラットなため、汚れをサッと拭けて手入れも簡単としている。カラーはプレミアムブラック。

 表示部は、火力の強さを4色でわかりやすく表示する「4色カラー液晶」に、表示したい文字などのみを透過させる「NB(ノーマリーブラック)モード液晶」を採用。オフ時に光を通さず黒色状態となり、オフ時の表示がスッキリとするため、キッチンと美しく調和するという。

カラーはプレミアムブラック

スマホ連携を省略した下位モデル

 このほか、スマートフォン連携機能を搭載しない機種も同時に発売する。ダブルオールメタル対応「HT-M300T」、オールメタル対応「HT-M200T」、鉄・ステンレス対応「HT-M100T」をラインナップ。価格は350,000円~449,000円(税抜)。

 いずれもトッププレート幅60cm/75cmを用意。カラーはパールホワイト、メタリックグレーの2色。

 さらに「水なし調理」を省略した機種もラインナップ。鉄・ステンレス対応の「HT-M9T/HT-M8T/HT-M8AT」で、価格は276,000円~336,000円(税抜)。

ダブルオールメタル対応「HT-M300T」
鉄・ステンレス対応「HT-M8AT」