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絶対に失敗しないハンバーグがここにある! 日立のIHクッキングヒーターが優秀だった
2017年12月5日 13:56
日立アプライアンスは、3口IHクッキングヒーター「火加減マイスター」のメディア向け説明会を開催した。10月2日に発売した新モデルで、3シリーズをラインナップ。左右2つのヒーターがオールメタル対応の「HT-L300T」、右のヒーターのみオールメタル対応の「HT-L200T」、鉄・ステンレス対応の「HT-L100T」を用意し、本体価格は344,000円~439,000円(税抜)。
オーブン部で使える2種類の専用皿「ラク旨グリル&オーブン」により、さまざまなメニューが楽しめるIHクッキングヒーター。波皿のラク旨グリルではさんまの塩焼きやハンバーグなど、平皿のラク旨オーブンではローストビーフやパエリアなどを調理できる。
火を使うガスコンロとの差は、熱源だけではない。細かい温度調整やメニュー設定、音声ガイドなど“家電製品”ならではの配慮が光る。例えば新モデルでは、IH部の設定温度をキープしながら音声ガイドで調理をサポートする「適温調理サポート」を新たに採用。
「ハンバーグ/ギョウザ/鶏のソテー/魚のソテー」の4モードを備え、それぞれのメニューに合わせて調理温度を設定する。音声ガイドでは、焼き時間や裏返すタイミングを教えてくれるため、火加減が難しい調理も美味しく仕上げるという。
ハンバーグは中までふっくら! 音声ガイドで簡単調理
会場ではハンバーグ調理の実演が行なわれたが、これがすごい。焼き加減が完璧で、まさに“絶対に失敗しないハンバーグ”なのだ。まずIH調理部の操作キーで「適温調理サポート→ハンバーグ」を選択。すると調理温度が180℃に設定され予熱が始まり、後は音声ガイドに従って調理する。「予熱が完了しました」、「裏返し、フタをしてください」といった指示のほか、液晶には残りの焼き時間の目安も表示される。
設定時間になり、ハンバーグを裏返してみるとキレイな焼き色が付いていた。そこからさらにフタをして蒸し焼きにし、音声ガイドが焼き上がりを知らせてくれるのを待つ。完成したハンバーグは、両面ともにキレイな焼き色が付いており、中もしっかり火が通っている。
両面焼くのに掛かった時間は約15分で、途中で何度も確認することなく、音声の指示だけで簡単に調理できた。焼き調理が完了する頃には温度が140℃に下がっており、そのままソース作りも可能。温度をキープするため焦げ付く心配がなく、こちらも簡単に完成した。
試食してみると、表面はしっかり焼き目が付いていながら、中はふんわりしていてとても美味しい。ジューシーな肉汁も閉じ込められていた。
なお、調理温度や焼き時間は决められているため、分量は付属のクッキングガイドに従うことを推奨している。タネ4つを適量としており、俵型のように厚みを出してしまうとうまく焼けない場合があるという。
約35cmの金目鯛もOK! 「魚煮付け」オートメニューを新採用
また、オーブン部のオートメニューに「魚煮つけ」と「冷凍食品温め」を新たに採用。専用皿「ラク旨オーブン」とフタを使い、約35cmの金目鯛も丸ごと調理できるという。オート調理でセンサーが食材の量を判断し、上下のヒーターが調節される。これにより、煮汁があふれないようにしながら、食材の中までじっくり火を通して味を染み込ませられるという。
金目鯛の姿煮も試食したところ、味がしっかり染み込んでいて身もふんわりとしていた。オート調理なため煮汁を入れて放っておいただけで、見た目も華やかな姿煮ができることに驚いた。
会場ではこのほか、火加減マイスターで作ったパエリアや鶏のグリル、デザートメニューとしてスイートポテトやフレンチトーストが用意された。オーブン部とIH部を駆使すれば、一度にさまざまなメニューを準備できるため、日々のご飯作りからパーティシーンまで、幅広く活躍しそうだ。
3シリーズともに、トッププレート幅75cmタイプと60cmタイプを用意。電圧・総消費電力は共通で、単相200V・5.8kW。IH火力は左右3.2kW、中央2.0kW。オーブン火力は上部が1.4kW、下部が1.2kW。カラーはパールホワイトとメタリックグレーの2色。