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パナソニック、ホームIoTの中核機器「アイセグ 2」をバージョンアップ 〜EVや太陽光発電に対応
2019年6月3日 17:22
パナソニック ライフソリューションズ社は、家庭内の様々な家電や住宅設備機器をインターネットにつなげて連携させる、住宅向け「HOME IoT」の中核機器「AiSEG2(アイセグ2)」のバージョンアップを行ない、2019年6月24日に発売する。価格は7型モニター機能付の「AiSEG2 MKN713」が80,000円、「AiSEG2 MKN704・MKN705」が40,000円(いずれも税抜・工事費別)。
AiSEG2とは、同社が展開するスマートHEMSを利用するために必要なコントロール機器。家中の電気の使用状況などを“見える化”し、エコキュートや蓄電池と連携させて創った電気を高効率で活用できたり、家全体の使用電力量に応じて、対応エアコンや照明、床暖房を制御したりする。また、専用のスマートフォンアプリを使うことで、外出先からも対応の家電製品を遠隔操作できる。
今回のバージョンアップでは、住宅用の電気自動車普通充電設備と太陽光発電システムの連携を実現。
AI(人工知能)を搭載したAiSEG2が翌日の天気予報を確認し、太陽光発電システムと組み合わせた「AI ソーラーチャージ」機能を利用して、太陽光発電の余剰電力で、賢く電気自動車を充電できるようになるという。
また、利用する電気料金プランに合わせて、電力料金の安い時間帯に自動で充電を開始するほか、充電終了・充電し忘れを登録したスマートフォンに知らせる。
さらに、AiSEG2につながる機器数を、従来の20社33機器から24社34機器に拡大。多様なメーカーの機器に対応することで、ユーザーの機器選択の幅が広がるという。
また、LINE製の音声アシスタント「Clova」との連携も新規に可能となった。
なお、既に利用しているAiSEG2でも、インターネット経由でファームウェアをアップデートすることにより、新機能を利用可能。