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パナソニック、LINEと連携して家電を操作するホームナビゲーション

 パナソニックは、LINEアプリと連携して宅内の機器の状態確認を遠隔操作できる「ホームナビゲーション HF-MC10A2GE」を発表した。発売は8月22日。価格は120,000円(税抜)。

「ホームナビゲーション HF-MC10A2GE」ホームサーバー、モニターモニター用充電台各1台セット

 ECHONET Lite規格対応の機器などをネットワーク接続することで家電を遠隔操作するホームナビゲーション。LINEアプリと連携して、各機器の状態確認や遠隔操作できる点が特徴。

 ECHONET Lite規格とは、エコーネットコンソーシアムが策定した通信プロトコル。スマートホームを構成する標準プロトコルとされており、パナソニック以外の家電メーカーでもエアコンなどで準拠している。

 「ホームナビゲーション」をLINEアプリの友達に追加すると、エアコンや照明などを操作できるほか、電気錠の開錠がプッシュ通知されるなど、例えば共働き世帯では子どもの帰宅を確認することができるという。

 気象情報や避難情報、災害警戒情報などを「ホームナビゲーション」のモニターにリアルタイムで通知・表示する「安心アラート」機能も搭載。災害など住民の安全・安心につながる情報を知らせるほか、断水・停電などのライフライン情報、電車の遅延や運休情報、ゴミ出しの日なども表示する。

 そのほか、スマートフォンからLINEでメッセージを送ると、モニター内の「かぞく伝言板」で在宅の家族へ連絡や伝言を残せるとしている。なお、コンテンツの提供・運用は、防犯情報や危機管理情報などを配信するレスキューナウ社の協力を得た。

 このほか同社の「プライベート・ビエラ」と同様に、モニターではテレビの視聴・録画・再生ができる。そのほか、IFTTT(イフト)に対応し、手持ちのスマートスピーカーとホームナビゲーションを連動して、音声コントロールが可能。さらに、同社の「どこでもドアホン」と連携すれば、モニターで来客の対応もできるとしている。

 ホームサーバーの本体サイズは、204×44×156mm(幅×奥行き×高さ・突起含まず)消費電力は約13Wで、重量は約0.6kg。消費電力は約13W(待機時約4W)。

 HDD容量500GB(システム領域を含む)、チューナーは地上デジタル/BS・110度CSデジタル×2、映像記録圧縮方式はMPEG-2(DRモード)、MPEG-4 AVC/H.264(1.5倍録から15倍録モード)、音声記録圧縮方式はMPEG-2 AAC(最大5.1ch記録)。

 HDMI端子×1、USB端子×1(USBメモリ用)、内蔵無線LANモジュール規格はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、ARIB STD-T71(5 GHz帯)ARIB STD-T66(2.4 GHz帯)。

 モニターの本体サイズは、255×182×40.1mm(幅×奥行き×高さ・突起含まず)、重量は約0.85kg。消費電力は約9.5W(動作時・充電完了時)。3,100mAhリチウムイオン充電式電池(内蔵)。充電式電池持続時間が約2時間10分(スピーカー使用/画質「スタンダード」)。

 10V型、防水対応のタッチパネル方式。バスタイム中にテレビをみたり、インターネットの閲覧もできる。スマートフォンからLINEアプリで録画予約も可能。また、AiSEG2(アイセグ2)と連動すれば、家全体の発電量・使用電力量といったエネルギーの流れをわかりやすく表示する。

 スピーカーが800mW+800mW出力、ヘッドホン出力は3.5mmステレオミニジャック。防水はIPX6/IPX7相当。内蔵無線LANモジュール規格はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、ARIB STD-T71(5 GHz帯)ARIB STD-T66(2.4 GHz帯)。

 モニター用充電台の本体サイズは、88×97×34mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約80g。別売りアクセサリーとして購入する場合の価格は11,500円。

LINEと連携して家電を操作できる
災害やインフラの情報などをモニターで確認できる