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東芝、ウルトラファインバブル洗浄が進化した縦型洗濯乾燥機「ZABOON」のフラッグシップモデル

 東芝ライフスタイルは、低騒音設計の洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズの新製品として、洗浄力がアップした「ウルトラファインバブル洗浄W」搭載の縦型洗濯乾燥機を7月下旬に発売する。洗濯/乾燥容量10kg/5kgの「AW-10SV8」、同9kg/5kgの「AW-9SV8」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、21万円前後、20万円前後(ともに税抜)。

洗濯乾燥機「AW-10SV8」

 ナノサイズの超微細な泡(ウルトラファイバブル)を、洗濯だけでなくすすぎにも導入した「ウルトラファインバブル洗浄W」を搭載した縦型洗濯乾燥機。本品では、洗剤を繊維の奥まで届けて洗浄力を高める、この「ウルトラファインバブル洗浄W」をさらに進化させているという。

 給水制御を断続的な方式へ変更することで、ウルトラファインバブルの洗濯水中への分散・混合効率を向上。臭いの原因となる雑菌の栄養源である汗や垢、食品に含まれるタンパク質汚れを繊維の奥まですっきり洗い落とし、衣類の黄ばみや部屋干し臭を抑える。すすぎ時においても、ウルトラファインバブルが繊維の奥の洗剤残りを取り除くことで、柔軟剤が繊維に吸着して香りや柔らかさが向上するという。

進化した「ウルトラファインバブル洗浄W」を搭載し、洗浄力がアップ。部屋干し臭も抑える

 独自のアウターローター式ダイレクトドライブモーターを採用。洗濯槽を直接回転させ、騒音の原因となるギアやベルトを排除することで振動や運転音を低減。運転音は洗濯時28dB、脱水時37dBの静音性を実現している。

 また脱水後にパルセーターを動かし、洗濯槽にはりついた衣類をはがしながら、からみをほぐす「ほぐせる脱水」を新搭載。従来の広くて浅い洗濯槽に加えて、スムーズな取り出しが可能となり、より使いやすくなったという。

 このほか、温風で水と衣類を温めて頑固な汚れもしっかり落とす「温かウルトラファインバブル洗浄W」、デリケートな衣類の傷みや型くずれを防いで洗える「おしゃれ着トレー」なども搭載。また強化ガラスに立体的な木目調をあしらった新柄を採用し、デザイン性も向上させた。

 本体サイズはいずれも614×628×1,048mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約52kg。洗濯~乾燥までの運転時間は、いずれも約227分。カラーは、「AW-10SV8」がグレインブラウンとグランホワイトの2色、「AW-9SV8」がグランホワイト。

乾燥機能を省いた全自動洗濯機も展開

 乾燥機能を省いた全自動洗濯機4モデルも5月下旬から順次に発売。「ウルトラファインバブル洗浄W」のほか、「ほぐせる脱水」や「おしゃれ着トレー」などを搭載した、洗濯容量12kgの「AW-12XD8」、同10kgの「AW-10SD8」、「ウルトラファインバブル洗浄」を搭載する同8kgの「AW-8D8」、同7kgの「AW-7D8」の4機種をラインナップ。価格は順に、17万円前後、14万円前後、12万円前後、11万円前後(すべて税抜)。

全自動洗濯機「AW-12XD8」

【お詫びと訂正】
記事初出時、製品の発売時期に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。