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東芝、ウルトラファインバブルですすぎ残しを低減した、大容量12kgの縦型洗濯機「ZABOON」

 東芝ライフスタイルは、ウルトラファインバブルを、洗濯だけでなくすすぎにも導入した、容量12kgの縦型全自動洗濯機「ZABOON AW-12XD7」を、7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は178,000円前後(税抜)。

縦型全自動洗濯機「ZABOON AW-12XD7」、左がグレイブラウン、右がグランホワイト

 ウルトラファインバブルを、洗濯だけでなくすすぎにも導入し、汚れ落ちだけでなくすすぎ効果も向上させた縦型全自動洗濯機。ウルトラファインバブルは、繊維の隙間よりも小さい直径1μm未満の泡で、浮力の影響を受けにくく水中に長時間留まるため、低い水温でも汚れ落ちをアップさせる効果がある。

 本品では、ウルトラファインバブル発生機を2台搭載することで、すすぎにも導入。繊維に残った洗剤成分を吸着して取り除くため、すすぎ効率が向上したという。また柔軟剤による仕上がりの柔らかさや、香りの効果もアップしたとしている。

ウルトラファインバブル洗浄は皮脂汚れの洗浄や、黄ばみ除去に効果があるという
ウルトラファインバブルがすすぎ効果をアップする仕組み
すすぎ効果も、ウルトラファインバブルの方が高い
ウルトラファインバブルが柔軟剤を効果アップする仕組み

 内閣府の調査によれば、第一子出産後の就業継続率が4割から5割に上昇しているという背景を受け、共働き世帯のまとめ洗いや、大物洗いのニーズを反映した12kgの洗濯容量を実現したという。

 また深夜や早朝の洗濯を可能にする低振動・低騒音設計を採用。洗濯物の状態や量を検知する高精度センサーを搭載することで、洗濯槽の回転をコントロールするほか、モーターと洗濯槽を直結させることでギアやベルトを削減した「DD(ダイレクトドライブ)モーター」を搭載している。

洗濯槽と直結しているモーター(イメージ)
モーターの拡大図

 使い勝手の面では、洗濯物の出し入れがしやすい「ワイド投入口」、洗濯槽の除菌もできる「自動お掃除モード」、衣類がパルセーターへ触れるのを防ぐ「おしゃれ着トレー」などを採用する。

 本体サイズは637×609×1,051mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約49kg、洗濯時間は約49分、標準使用水量は約139L。運転音は、洗濯時が29dB、脱水時が37dB。カラーはグレイブラウン、グランホワイトの2色展開。

 このほか価格はオープンプライスで、洗濯容量11kgの「AW-11XD7」を168,000円前後で7月下旬に、洗濯容量10kgの「AW-10SD7」を148,000円前後で、洗濯容量9kgの「AW-9SD7」を138,000円前後で5月下旬に発売する。また縦型洗濯乾燥機は、洗濯容量10kgで乾燥容量5kgの「AW-10SV7」を208,000円前後で、洗濯容量9kgで乾燥容量5kgの「AW-9SV7」を198,000円前後で7月下旬に発売するとしている(価格はすべて税抜で、店頭想定価格)。