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日立、洗い方や時間を自動で判断するAI搭載の縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」

 日立グローバルライフソリューションズは、洗い方や時間を自動で判断する縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」を、6月8日に発売する。洗濯/乾燥容量10kg/5.5kgの「BW-DV100E」、同9kg/5kgの「BW-DV90E」、同8kg/4.5kgの「BW-DV80E」の3機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、21万円前後、19万円前後、18万円前後(すべて税抜)。

縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の新モデル。左から「BW-DV100E」「BW-DV90E」「BW-DV80E」

 洗い方や時間を自動で判断する「AIお洗濯」を搭載した縦型洗濯機。複数のセンサーで洗剤の種類や布質・汚れの量・水の硬度などの情報を収集し、自動で各行程に適した制御で運転する。例えば、汚れの量が多いときは時間を延長してしっかり洗い、化繊の割合が多いときやよくすすげている場合は使用水量を減らし、運転時間を短縮して効率的に洗濯するという。

 洗濯の「おいそぎ」コースも進化。洗濯容量ごとの運転制御を見直すことで運転時間を短縮し、軽い汚れの1人1日分の衣類(1.5kg)なら、運転時間はわずか約10分、衣類5kgでも約24分とスピーディーに洗濯できるとしている。

「AIお洗濯」の仕組み

 乾燥機能については、「低温乾燥」コースを新たに搭載した。衣類温度を約65℃で乾燥し、靴下など熱に弱い衣類の縮みを抑えながら乾燥するという。

 このほか従来機に搭載されていた「ナイアガラ ビート洗浄」、「温水ナイアガラ ビート洗浄」なども備える。

 「BW-DV100E」の本体サイズは610×635×1,060mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約53kg。洗濯~乾燥までの運転時間は約185分。カラーはシャンパン。

 「BW-DV90E」「BW-DV80E」の本体サイズは610×635×1,040mm(同)、重さ約52kg。洗濯~乾燥までの運転時間は、「BW-DV90E」が約175分、「BW-DV80E」が約165分。カラーは「BW-DV90E」がシルバー、「BW-DV80E」がホワイトとシャンパン。

乾燥機能を省いた4モデルも同時発売

 「ビートウォッシュ」シリーズとして、乾燥機能を省いた全自動洗濯機も同時に発売される。「AIお洗濯」は搭載しないが、洗濯乾燥機と同様の新「おいそぎ」コース、洗剤の種類に合わせて洗濯の制御を変更する「洗剤セレクト」を新たに採用。また高濃度洗剤液にじっくりつけおきしながら洗い、黄ばみをすっきり落とす「つけおきナイアガラ ビート洗浄」も搭載している。

 洗濯容量10kgの「BW-V100E」、同9kgの「BW-V90E」、同8kgの「BW-V80E」、同7kgの「BW-V70E」の4機種をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、14万円前後、13万円前後、12万円前後、11万円前後(すべて税抜)。

全自動洗濯機「BW-V100E」