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日立、1人1日分の衣類を約98分で洗って乾かす縦型洗濯機

 日立アプライアンスは、1人1日分の衣類(約1.5kg)を約98分で洗って乾かす縦型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-DV120C(洗濯/脱水容量12kg)」を6月16日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は25万円前後(税抜)。

 なお、同様の機能を搭載した洗濯/脱水容量が10kgの「BW-DV100C」、同9kgの「BW-DV90C」、同8kgの「BW-DV80C」も同時発売される。価格は順に、21万円前後、19万円前後、18万円前後(いずれも税抜)

ビートウォッシュ「BW-DV120C」

 1.5kgの衣類を約98分で洗って乾かす新「おいそぎ」コースを搭載した縦型洗濯乾燥機。衣類3kgの場合は、約134分で乾燥まで仕上げる。高効率な乾燥制御を開発したことで、さらなる時間短縮を実現したとする。

 また、投入された洗剤が粉末洗剤なのか液体洗剤なのか見分けて、それぞれに合わせた洗い方をする新「ナイアガラ ビート洗浄」を搭載。洗濯を開始すると、「洗い」の前に洗剤を溶かし、センサーにより洗剤の種類を検知。粉末洗剤であれば、しっかりと溶かす洗い方をし、液体洗剤であれば洗濯羽根の回転数を上げて衣類を動かし、しっかりと撹拌する洗い方をしてくれる。

 従来機と同様に、押し洗い、たたき洗い、もみ洗い効果のある回転羽根「ビートウィング X」、大流量の「ナイアガラシャワー」との組み合わせで、頑固な汚れを落としつつ、予洗いや二度洗いの手間が減らせるという。

ナイアガラ ビート洗浄の行程イメージ

 新たに採用した「糸くずフィルター」は。取り外した糸くずフィルターのケースを、スライドさせるだけで捕集した糸くずが剥がれる構造。糸くずに触れなくても、簡単に捨てられるとする。

新構造の糸くずフィルター

 その他、洗剤の種類や汚れの種類や量をセンサーで検知して、汚れが多くてもしっかりと落とす「汚れすっきりセンサーシステム」で設定の手間が省けるとする。また黄ばみを除去しやすい「温水ミスト180分」、ニオイを抑制する「温水ナイアガラ ビート洗浄」、毛布などを衛生的に洗濯できる「ダニ対策」コースなどの機能を備える。

 BW-DC120Cの本体サイズは650×645×1,060mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約65kg。乾燥容量は6kg。消費電力量は洗濯のみで99Wh、乾燥までで約1,890Wh。標準使用水量は洗濯のみで125L、乾燥までで約140L。

乾燥機能を省いた4モデルも同時発表

 乾燥機を省いた縦型全自動洗濯機「ビートウォッシュ」の4モデルも同時に発表された。洗濯容量10kgの「BW-V100C」、同9kgの「BW-V90C」、同8kgの「BW-V80C」、同7kgの「BW-V70C」。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に14万円前後、13万円前後、12万円前後、11万円前後(いずれも税抜)。

ビートウォッシュ「BW-V100C」