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家庭で手軽にコーヒー焙煎、ポップコーンメーカーの構造を利用した20,000円の焙煎機
2019年3月15日 14:07
ライソンは、ポップコーンメーカーの構造を利用し、低価格を実現した「家庭用コーヒー豆焙煎機」の販売を、クラウドファンディングプラットフォーム・Makuakeで開始した。本体価格は20,000円だが、先着200台限定で25%オフの15,000円で購入可能(税込・送料込)。
熱風式構造を利用した家庭用コーヒー豆焙煎機。マイコン搭載で焙煎中の温度管理を自動で行ない、「中深煎り」、「深煎り」に、ボタン1つで焙煎できる。一度に焙煎できる最大量は、生豆60g。焙煎後は約50gになり、5~6杯分のコーヒーを淹れられる。
同社は10年前よりポップコーンメーカーを販売。ユーザーが同社ポップコーンメーカーを改造して、焙煎機として使う動画やブログが話題になっていた。ポップコーンメーカーを利用した低価格の焙煎機を作って欲しいという、ユーザーの声があったことから今回、開発に至ったとする。
しかし従来のポップコーンメーカーで焙煎機を作るには、火力が足りず長時間運転に耐えられないことが判明。そこで、最高温度250℃まで加熱できるヒーターへ変更し、長時間運転にも耐えうるステンレス製で再設計したという。焙煎終了後はヒーターがストップし、ファンのみで送風、焙煎豆を冷却する。
焙煎中に出る豆のカス(チャフ)は、フタに回収される構造を採用。手入れが楽にできるようにしたという。
本体サイズは、約208×175×246mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.2kg。消費電力は1,150W。連続使用時間は20分。温度ヒューズは216℃。お掃除用ハケと計量スプーンが付属する。