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パナソニック、コーヒーの生豆を自宅で焙煎する「The Roast」サービス開始

 パナソニックは、コーヒ焙煎機と生豆をセットで販売する「The Roast」のサービスを開始した。パナソニックのショッピングサイト「Panasonic Store」で購入可能。当初4月からのサービス開始を予定していたが延期していた。

 焙煎機の本体価格は10万円(税抜)。生豆パックの価格は、3種セットが月額5,500円、2種セットが月額3,800円(同)。1年間の契約コースとなり、12回に分けて定期頒布される。生豆は1袋200g入り。

コーヒーサービス事業「The Roast」

 「The Roast」は、今年1月に発表されたパナソニックの新事業で、「スマートコーヒー焙煎機 AE-NR01」と生豆をセットで販売するコーヒーサービス。焙煎機はスマートフォンと連携し、アプリから操作する点が特徴。定期的に送られてくるコーヒーの生豆を、その豆に最適なプロファイルで焙煎できるという。アプリの対応端末は、iOS搭載端末のみ。

 コーヒーの生豆のセレクトは石光商事が、生豆の焙煎プロファイルは豆香洞コーヒー 焙煎士 後藤直紀氏がそれぞれ担当する。生豆は、世界中の豆から季節ごとの4つのテーマに沿ったものをセレクト。毎月注文する必要がなく、自宅にいながら世界中のコーヒーが楽しめるという。

季節ごとの4つのテーマに沿った生豆が送られてくる

生豆の配送休止や追加購入も可能

 生豆の定期頒布は1年間の契約コースになるが、途中解約も可能。毎月10日までにフォームから連絡すると、当月分から解約できる。ただし、解約時点で支払いが6カ月分の代金に満たない場合、解約手数料5,000円(税込)が掛かる。13カ月以降はいつでも解約可能。

 また、配送の一時休止にも対応する。3カ月先までの生豆の配送を休止でき、長期不在時や生豆が消費できない場合など、マイページから休止の登録が可能。

 このほか、定期頒布コースも契約期間中に変更できる。コースは、「生豆2種」「生豆3種」が用意されている。生豆の追加購入もでき、「ブラジル」「エチオピア」「コロンビア」「インドネシア」「グアテマラ」「タンザニア」の6種類を用意し、専用アプリから注文可能。いずれも2パック400gで、価格は3,800円~4,200円(税抜)。