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焙煎からドリップまで一台で完結する全自動コーヒーマシン「CAFEROID」
2017年9月20日 14:48
日本電熱は、焙煎からミル、ドリップまで一台で行なえる全自動コーヒーマシン「CAFEROID(カフェロイド)」を11月に発売する。価格は36万円。
焙煎、ミル、ドリップまでを全自動で行なう全自動コーヒーメーカー。例えば50gの生豆を投入すると、標準で480ccのコーヒーを約25分で淹れてくれるという。コーヒーの量は420cc、320ccの3段階で設定でき、好みの濃さに調整できる。
焙煎は250℃、湯温は93℃まで1℃単位で設定可能。独自開発の回転ドリッパーと2つの給湯ノズルによりバリスタのハンドドリップ技術を完全自動化できるという。
全18種類のレシピを登録でき、タッチパネル操作で設定できる。生豆によって条件を変えたり、同じ生豆で焙煎度や給湯温度を変えて味の変化を愉しんだり、自分好みの味を最大限に追求できるとする。
ドリッパーにはコーノ式フィルターを標準採用。川崎合成樹脂製の高品質な臼刃式のセラミックミルを採用し、錆びる心配がないという。
本体中央に焙煎、ミル、ドリップ機能を配置し、全工程を見ることができるデザインにしている。焙煎時に変化する生豆の色、粉砕される焙煎豆やドリップ時に膨らむコーヒー粉、サーバーへ滴る様子を見られる。
本体サイズは400×240×610mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約18kg。消費電力は1,000W。1回の抽出量は3〜4杯(120cc/1杯)。