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シャープ、スマートスピーカー連携で購入した食材を登録して使い忘れを防ぐ冷蔵庫
2019年2月14日 13:00
シャープは、無線LAN搭載でスマートスピーカーとも連携できる「プラズマクラスター冷蔵庫 メガフリーザーシリーズ」の新モデルを、2月21日に発売する。容量551L「SJ-GA55E」と、502L「SJ-GA50E」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、35万円前後、33万円前後(税抜)。
6ドアタイプの冷凍冷蔵庫。無線LAN経由で、AIoTクラウドサービス「COCORO KITCEN」と連携できる点が特徴。スマホアプリに購入した食材を登録しておけば、冷蔵庫にある食材や天気を考慮した献立提案などもしてくれる。アプリから冷蔵庫本体にメッセージを送信でき、留守番している子供に伝言を残すことも可能。
購入した食材の登録は本体液晶パネルではできないが、スマホアプリのほかスマートスピーカーも対応。音声で冷蔵庫に入れた食材を登録できる。本体には使い忘れアラート機能を備え、「そろそろトマトがなくなる頃じゃないですか?」など登録した食材の使用状況が聞かれ、使い切っていない場合は献立提案をしてくれる。
スマートスピーカーは、Amazon Alexaおよび、Googleアシスタント搭載のものが対応機種となる。今後はLINE Clovaにも対応予定としている。
新モデルでは、新たに見守り機能を追加。離れて暮らす親の家にAIoT冷蔵庫を置いてスマホと連携させておけば、ドアの開閉状況が通知される。省エネナビも新搭載し、省エネの音声アドバイスをしてくれ節電をサポートするという。
ニオイの強い食材や、よく使う小物を入れておける「ユーテリティルーム」
これまで冷蔵室とチルドルームに搭載していた、独自イオン「プラズマクラスター」は、新たに野菜室にも搭載。庫内を除菌し、食材を清潔に保存するという。なおプラズマクラスターを届ける際、ファンを使うと庫内が乾燥してしまうため、新たにブラシ状のプラズマクラスター発生装置を開発。無風でプラズマクラスターを庫内に充満させられるという。
冷凍室は、大容量のメガフリーザーを引き続き搭載。食材をたっぷり保存でき、まとめ買いに対応する。冷凍モードは、調理した食品を美味しいうちに冷凍する「熱いもの冷凍」や、短時間で集中して急冷しあら熱を取る「タイマー冷凍」なども用意する。
また冷蔵室のチルドルーム手前には、「ユーティリティルーム」を採用。カレールーやスパイスなどのニオイの強い食材や、よく使う小物を入れておくのに便利としている。
本体サイズは容量551L「SJ-GA55E」が、685×745×1,833mm(幅×奥行き×高さ)。容量502L「SJ-GA50E」が、685×699×1,833mm(同)。いずれもカラーは、グラデーションレッド、エレガントブラウン、ピュアホワイトの3色。
このほか、左右どちらからでも開ける「電動どっちもドア」採用タイプも同時に発売する。容量551L「SJ-WA55E」と、502L「SJ-WA50E」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、35万円前後、33万円前後(税抜)。
ドアは電動タイプで、両端どちらかをタッチするだけで開くため両手がふさがっているときも便利だという。無線LAN機能は非搭載。いずれもカラーは、グラデーションレッドとピュアホワイトの2色。