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猫の健康管理に役立つ「ねこIoTトイレ」付きサービス、開始10日で受注800件超え

 ハチたまは、ねこの死因トップである慢性腎不全や尿結石、膀胱炎の初期症状をモニタリングする「ねこIoTトイレ」を利用した、ねこヘルスケアサービス「toletta(トレッタ)」が、開始10日で受注800件を超えたと発表した。

ねこヘルスケアサービス「toletta(トレッタ)」の「ねこIoTトイレ」

 ねこはトイレに入るだけで特別なことをしなくても、おしっこや体重を自動で計測できる「ねこIoTトイレ」を利用する、「ねこヘルスケアサービス」。トイレはレンタルで、サービス利用の初期費用は不要。月額使用料は、トイレ一台ごとに500円。

 病気の兆候が表れやすい「おしっこの量・回数」「体重」「トイレに入った時間」を、飼い主のスマホアプリでチェックできる。

 もし、ねこが24時間おしっこをしなかった場合など、緊急時にはアラートで知らせてくれる。留守中のねこのピンチに、いち早く気づけるとする。

「おしっこの量・回数」「体重」「トイレに入った時間」を、スマホアプリでチェックできる

 ねこ顔認識カメラを搭載し、個体識別も可能。多頭飼いでも、それぞれのトイレ情報を確認できる(追加費用は無し)。画像で識別するため、首輪やタグを着ける必要がなく、ねこの体に負担をかけない。

ねこ顔認識カメラを搭載し、個体識別も可能

 トイレユニットは簡単に取り外せて、水洗いできるため、トイレを清潔に保てる。

 本体サイズは、筐体部が436×548×303mm(幅×奥行き×高さ)で、トイレスペース部が384×494×225mm(同)。重さは約3.3kg。電源はAC100V。対応OSは、Android 5.0以降/iOS 10以降。

 なお、同社によれば、ねこの死因トップである腎不全は、早期発見のうえで適切な治療を行なえば、進行を抑えて寿命を延ばせるという。tolettaは、腎不全の初期症状である「多尿・体重減少」をモニタリングし、早期発見に繋げられるとしている。

ねこの死因トップである腎不全の、早期発見に役立つ