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パナソニック、歯に当てるだけで歯科医師推奨の磨き方を再現できる電動歯ブラシ「ドルツ」

 パナソニックは、W音波振動で歯科医師推奨の磨き方を再現できる電動歯ブラシ「Doltz(ドルツ) EW-DP52」を、9月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は32,000円前後(税抜)。

電動歯ブラシ「ドルツ EW-DP52」

 音波振動歯ブラシ「ドルツ」シリーズの最上位モデル。2つのモーターが生み出す「W音波振動」で、毎分約31,000ブラシストロークのヨコ振動に加え、毎分約12,000ブラシストロークのタタキ振動を組み合わせた点が特徴。歯周ポケットの汚れをかき出すヨコ磨きと、歯間の汚れにアプローチするタタキ磨きで、歯垢を強力に除去するという。

 また、歯科医師が推奨する「バス法」と「スクラビング法」という磨き方も再現。バス法は、歯と歯茎の境目にブラシを45度の角度で当てて小刻みに動かし、歯周ポケットケアにアプローチする磨き方で、スクラビング法は歯の外側はブラシを垂直に当て、歯の内側は45度に当てて歯垢を除去するもの。ドルツではこれらの動きを、微細な音波振動により、歯に当てるだけで再現できるという。

ヨコ振動とタタキ振動を組み合わせた「W音波振動」が特徴

 ブラシは「密集極細毛ブラシ/マルチフィットブラシ/ポイント磨きブラシ/シリコンブラシ/ステインオフブラシ」の5種類を標準付属する。中でもステインオフブラシは、断面がひし形の毛を全面に植毛した新形状で、従来モデル(EW-DP52)と比較して、ステイン除去力が2.4倍にアップ。約1週間で自然な白い歯へ導くとしている。

 また、2週間に1回のステインオフ集中ケアも推奨。付属のステインオフアタッチメントと、ステインオフクリーンペーストを使って、特に気になるステインを除去できるとしている。

 モードは「Wクリーン/ノーマル/ソフト/Wガムケア/ステインオフ」の5種類を用意。最後に使用したモードを記憶する機能を搭載し、次回もそのモードからスタートする。磨きすぎも防止でき、強い力で押し付けて磨いた場合、ブラシ振幅を抑制するという。

「Wクリーン/ノーマル/ソフト/Wガムケア/ステインオフ」の5モードを用意

 充電台は汚れを拭き取りやすいフロート形状を採用。2分間の充電で1回(約2分)使用できる2分間クイックチャージ機能を搭載し、突然の充電切れにも対応する。フル充電までの時間は1時間で、連続使用可能時間は約90分(22日分)。

 本体サイズは、29×35×235mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約110g。本体はIPX7の防水設計を採用。電源はAC100~240Vに対応し、海外でも使用できる。ブラシスタンド、携帯ケースなどが付属する。カラーはシルバー、黒、ピンクの3色。

充電台はフロート形状で、汚れを拭き取りやすい

 このほか、ヨコ振動のみの音波振動を採用した3モデルも同時に発売する。3つの運転モードと5種類のブラシを備えた「EW-DA52」、3つの運転モードと4種類のブラシを備えた「EW-DL54」、2つの運転モードと2種類のブラシを備えた「EW-DL34」をラインナップ。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、23,000円前後、16,000円前後、11,000円前後(税抜)。

「EW-DA52」。密集極細毛ブラシ/マルチフィットブラシ/ポイント磨きブラシ/シリコンブラシ/ステインオフブラシが付属する
「EW-DL54」。密集極細毛ブラシ/マルチフィットブラシ/ポイント磨きブラシ/シリコンブラシが付属する
「EW-DL34」。密集極細毛ブラシ/ステインオフブラシが付属する