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タイガーとライザップの“低糖質ごはんプログラム”が本格始動、主食を我慢せずにダイエット

 RIZAP(ライザップ)は、タイガー魔法瓶が開発した低糖質ごはんが炊けるIH炊飯ジャー「とらひめ調理器」を使った、新サービス「RIZAP“ごはん”で健康コミットプログラム」の詳細を発表。RIZAP公式オンラインショップ「RIZAP COLLECTION」にて、とらひめ調理器の販売や、定期配送サービスなどを開始した。ダイエット中も主食を我慢しない、ごはんによる新ライフスタイルを提案するという。

「RIZAP“ごはん”で健康コミットプログラム」を発表。タイガー魔法瓶のIH炊飯ジャーで低糖質ごはんを実現

 「とらひめ調理器 JPE-A10Z」は、専用食材を使うことで低糖質ごはんが炊ける、5.5合炊きのIH炊飯ジャー。専用食材は、タピオカやこんにゃくなどを原料にした米粒状加工食品「とらひめ」で、タイガー魔法瓶が独自で開発した。白米の代わりに主食として食べられ、白米(茶碗1杯130gあたり)よりも、糖質約47%オフ、カロリー約50%オフ、食物繊維は約8倍も多いという。

 炊き方は簡単で、内鍋にとらひめと水を入れて、馴染むように混ぜたら「とらひめ」専用メニューを選択して炊飯。研ぐ必要がなく、水を用意するだけで手軽に炊けるとしている。原料に米は使われていないが、白米に似た食感を実現し、毎日無理なく低糖質生活が続けられるという。

IH炊飯ジャー「とらひめ調理器 JPE-A10Z」
タピオカやこんにゃくなどを原料にした米粒状加工食品「とらひめ」を用いる
炊飯されたとらひめごはん。見た目は白米のよう
白米(茶碗1杯130gあたり)と比較して、糖質約47%オフを実現

 今回発表された「RIZAP“ごはん”で健康コミットプログラム」は、健康管理やダイエットなどで我慢しがちな“食事”にフォーカスしたもの。タイガー魔法瓶と提携し、RIZAP公式オンラインSHOPにて「とらひめ調理器」を販売するほか、食事の悩みをRIZAP専属管理栄養士に相談できる「ごはん診断」、料理教室「RIZAP COOK」監修の低糖質レシピなどを提供する。

 販売価格は、とらひめ調理器が48,000円で、専用食材「とらひめ」(2~2.5膳分×10袋)が3,800円。初回購入特典では、とらひめ調理器を単体で買うと、とらひめ10袋分が同梱される。

 定期配送サービスを利用した場合は、とらひめ調理器の価格が38,000円になり、初回はとらひめ10袋分も付属。2回目以降は、とらひめ10袋が定期配送され、通常価格から5%オフの3,610円で購入できる。価格はいずれも税抜。

「RIZAP“ごはん”で健康コミットプログラム」内容
食事の悩みをRIZAP専属管理栄養士に相談できる「ごはん診断」も用意する
とらひめ調理器、専用食材「とらひめ」の販売価格。定期配送サービスを利用するとお得になる

おなかいっぱい食べても罪悪感ナシ! とらひめごはんのピラフを食べてみた

 とらひめごはんを応用した、健康&低糖質レシピも提供。とらひめごはんは保温を推奨しておらず、早めに食べるか、冷蔵/冷凍保存が適しているという。

 そこで、炊きたて以外でもとらひめごはんを美味しく食べられるように、アレンジレシピを用意。ピラフやスープチャーハン、ふりかけを混ぜたおにぎりなどがあり、毎日無理なく低糖質ごはんを続けられる。

とらひめごはんを応用した、健康&低糖質レシピも提供
スープチャーハン

 実際に、低糖質レシピを基に作られた料理を食べてみた。用意されたのは、とらひめごはんを使ったスパイシーピラフと、和風ローストビーフ。

 ピラフは、とらひめの食感がプチプチしていて麦ごはんのよう。米は使われていないが違和感はなく、カレー風味で美味しく食べられた。

 鶏肉に見える白い食材が入っていたが、これはなんとエリンギで、食材もかなりヘルシー。このほかの野菜も大きめにカットされているので、食べごたえがあった。量は茶碗1膳分ほどで、食べ終わる頃にはお腹いっぱいに。ダイエット中だと、白米の量を少なくして満腹感を得られないということがあると思うが、とらひめごはんなら低糖質なので量をしっかり食べられる。

 ローストビーフには低糖質のめんつゆが使われており、わさびクリームソースで味もついている。お肉は食べごたえがあり、低糖質でも満足できる食事だった。

とらひめごはんを使ったスパイシーピラフと、和風ローストビーフを食べてみた
とらひめの食感はプチプチしていて麦ごはんのよう。カレー風味で美味しかった

とらひめ定期配送サービス限定で、低糖質フード「LOCA-Labo」サンプルや健康レシピも

 このほか、とらひめ定期配送サービス利用者限定で、ライザップの低糖質フードブランド「LOCA-Labo(ロカラボ)」サンプルや健康レシピもプレゼントされる。LOCA-Laboの製品には、そうめんやパスタ、ケーキなどがあり、ダイエット中でも、食事の幅を広げられそうだ。

 LOCA-Laboのケーキも試食してみた。チーズケーキは糖質3.1g、ガトーショコラは糖質3.8gとかなり低い。チーズケーキはクリーミーで美味しく、ふすま粉を使ったクッキー生地がアクセントになっていた。ガトーショコラも濃厚で、低糖質とは思えない美味しさだった。

LOCA-Laboのケーキも濃厚で美味しい

 RIZAP 髙谷成夫取締役は、タイガー魔法瓶と取り組むフードプロジェクトについて次のように語った。

 「ライザップには、お客様10万人の食事データがあり、その数は3,000万食にものぼります。これらのデータを分析し、さまざまな知見を活かす中で生まれたのが、低糖質フードブランド『LOCA-Labo』です。現在はオンラインショップで販売しており、売上個数は順調に伸びています。このフード市場を、今後ライザップでは強化していく予定で、日本でよく食べられるごはんも欠かせないものと考えました。ごはんを除く食事ではなく、新しいスタイルでごはんを食べてもらいたいと思い、タイガー魔法瓶さんの低糖質ごはんを取り入れることにしました。両社の得意とする分野をかけ合わせて、さまざまな取り組みをしていきたいと思います」

RIZAP 髙谷成夫取締役
低糖質フードブランド「LOCA-Labo」のビーフカレー