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業界最軽量1.5kgでストレスなし! ミニマルデザインの紙パック式スティッククリーナー

 ツインバード工業は、1.5kgと業界最軽量で、紙パック式のコードレススティッククリーナー「TC-E261S」を5月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は税込みで3万円台前半。

コードレススティッククリーナー「TC-E261S」

 紙パック式のコードレススティッククリーナー。パワーブラシ搭載の紙パック式スティック型クリーナーにおいて、業界最軽量の1.5kgを実現した点が特徴。思い立ったときにストレスなく掃除でき、無意識に掃除する習慣ができるという。“掃除をする日”が予定から消え、キレイな部屋を保つ気持ちのいい生活を提案するとしている。

 ツインバード工業の代表取締役 野水重明氏は、「この商品は、昨年8月にTV番組『カンブリア宮殿』で開発過程が紹介されたものです。放映翌日から、たくさんの反響をいただいていました。

 我々は、SNS、ホームページ、コールセンター、アフターサービスなどを通じて、お客様の声を受け止め、世の中や社会の課題を解決する製品を送り出せる企業でありたいと考えています。

 放映後は、お客様からいただいた反響も、デザイナーと技術者が一丸となって商品に反映させています」と語った。

代表取締役 野水重明氏
「TC-E261S」は、カンブリア宮殿で開発過程が紹介されたという

 開発生産本部 プロダクトディレクション部 マネージャー 古川泰之氏は、「今回、このクリーナーの開発を通して、改めて『掃除機の価値』を考えさせられました。そこで我々が得た結論は、お客様が掃除機に求めているのは、吸引力などの機能ではなく、『きれいな部屋が続くという状態を実現してくれる道具』だということです。

 その価値を実現するために、掃除機が抱える課題として「Maintenance」「Weight」「Usability」「Power」「Design」の5つを抽出し、これらをバランス良く解決したのが、このクリーナーです」と語った。

開発生産本部 プロダクトディレクション部 マネージャー 古川泰之氏
掃除機もつ5つの課題をひとつずつを解決したという

 「Maintenance」は、吸引したゴミを捨てる際に、ホコリが舞ったり手が汚れるため、再度掃除しなけらばならないといった課題のことで、紙パック式の採用で解決しているという。

 「Weight」は、本体重量だ。手軽に手に取って掃除できる軽快さを重視し、重量は約1.5kgに抑えている。

 「Usability」は、部屋の隅などに掃除機が届かず掃除できないといった課題。パイプが前後、左右ともに180度傾けられ、またパワーブラシには、タイヤではなくボールキャスターが搭載され、可動域の制限なく自由に動くヘッドを実現している。

 「Power」は、吸引力。基本的に、軽量やコンパクトさと、吸引力は反比例するもの。バランス良い吸引力の実現には、苦労があったという。TC-E261Sでは、吸込仕事率70Wと、コードレスで国内最高水準を実現し、パワフルにゴミを吸い込めるとしている。

 「Design」では、ミニマルさを追求。掃除機は使っていない時間が長い道具だが、仕舞い込んでしまうと、いざという時に出すのが面倒になってしまう。そこで、シンプルなインテリアにも合うデザインにすることで、出しっぱなしにして、いつでも手軽に手に取って掃除できることを目指したという。

ワンプッシュオープンの紙パック式を採用
身長160㎝の女性が使いやすい角度、軽快な動作にこだわったという
パワーブラシに搭載される、ボールキャスター
前後、左右180度傾くパイプで、すき間にもアクセスしやすい
標準モード時は、取っ手のLEDが緑色に点灯する
強モード時は、LEDが紫色に点灯する
パイプを取り外して、ハンディタイプとしても利用できる
ハンディ時には、パワーブラシも装着可能

 充電用プラグはマグネット式を採用し、手軽に充電が行なえる。さらに壁掛け用のフックが付属。木ネジで壁に3点留めして利用するが、充電用プラグが格納できるため、ごちゃつかずに収納と充電が行なえる。

本体側の充電部と充電プラグ
充電用プラグをセットした、壁掛けフック
充電プラグを装着した壁掛けフックにセットした本体
取っ手の端にはゴムが装着され、壁に立て掛けられるようになっている

 本体サイズは、235×135×1,030mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.5kg。充電式で、充電所要時間は3時間。連続運転は標準モードで30分、強モードで7分。運転音は75dbで、集じん容量は0.25L。12枚の紙パック、すき間ノズルが付属する。別売り品の紙パックは、12枚入りで1,200円(税抜)で販売予定。