ニュース

組み立てたレゴを自在に動かせ、遊びながらプログラミングを体験できる「レゴ ブースト」

 レゴジャパンは、組み立てたレゴをスマホで自在に動かせる「レゴ ブースト クリエイティブ・ボックス」を、2月1日より順次販売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は25,000円前後。1月26日よりトイザらスにて予約を開始し、2月1日よりトイザらスの一部店舗およびオンラインストアで販売、2月15日より全国のレゴブランドストア、家電量販店、Amazon.co.jpにて販売する。

組み立てたレゴを動かせる「レゴ ブースト クリエイティブ・ボックス」

 プログラミング機能を搭載したレゴブロック。Bluetoothにより、iOS/Andoroid対応の無料アプリから操作でき、組み立てたレゴに動きやサウンド効果を加えて動かせる点が特徴。対応端末は、iOS10.3、Android5.0以上のタブレットやスマートフォン。

 レゴの組み立てパターンは、「ロボットのバーニー/子猫のフランキー/ギター4000/ブースト車/ブロック組立マシン」の5つを用意。全847ピースを用意し、組み立て方はアプリから確認できる。

 プログラミングする際は、「前進/後進/180度回転する/首を振る」といった動きのほか、音声の吹き込みも可能。例えば、ロボットのバーニーを組み立てて音声を吹き込めば、本物の人間のように喋らせることもできる。

全847ピースを用意し、「ロボットのバーニー/子猫のフランキー/ギター4000/ブースト車/ブロック組立マシン」の5パターンに組み立てられる
アプリ画面。「前進/後進/180度回転する/首を振る」といった動きを設定できる
プログラム一例
ロボットのバーニーが喋る様子

遊びながらプログラミングに触れてもらう。ギターは音階も設定可能

 レゴジャパン マーケティング部 シニアマーケティングマネージャー 池畠 祐里氏は、レゴ ブーストについて次のように語った。

 「昨今、プログラミングの授業は増えており、レゴでも1998年からレゴエデュケーションというプログラミング教育を展開しています。レゴエデュケーションは学びがメインですが、今回のレゴブーストは遊びに近い製品です。親や先生の指導なく、子供が自主的にプログラミングできるようにし、遊びの中でプログラミングに触れてもらえるようにしました」

 ロボットのバーニーのほか、子猫やギターなどの組み立てパターンにも独自の動きを用意。アプリに組み込まれている動作は60種以上で、それぞれを組み合わせることで多様な動きを実現できるという。

レゴジャパン マーケティング部 シニアマーケティングマネージャー 池畠 祐里氏
レゴを組み立てるビルディングと、レゴを動かすプログラミングを組み合わせた
子猫のフランキー

 子猫のフランキーは、頭を撫でたり、付属のおやつを与えたりするとゴロゴロと喉を鳴らす動きを用意。

子猫のフランキー
頭を撫でると喉をゴロゴロと鳴らす
ギター4000

 ギター4000は、音階を設定でき、演奏を楽しめる。音色は、エレキギターのほかアコースティックギター、バイオリンなどを選択可能。ギターのネック部分には色の付いたレゴブロックをはめ込み、色ごとにコードを振り分けられる。オレンジは「C」、緑は「F#」など、コードを振り分けることで音を出せるようになる。

ギター4000。ネック部分の色のついたブロックに触れると音が出る
音階やコードはアプリから変更できる
ブースト車

 ブースト車はラジコンのように走らせられ、ハンマーやダーツなど4つの道具を装備可能。ダーツやハンマーを飛ばし、仕掛けを動かして遊ぶことができる。

ブースト車
左下の十字キーでラジコンのように自由に動かせる
ブロック組み立てマシン

 ブロック組み立てマシンは工場のような形が特徴。レーンにレゴブロックを置くとマシンが動き、自動で組み立ててくれるプログラムを用意する。

ブロック組み立てマシン。レーンにレゴブロックを置くとマシンが動く
自動で組み立てられたブロック

 ピースは全847個を用意。このほか、インタラクティブモーター、距離センサー、カラー&チルトセンサー、プレイマットが付属する。電源は単四形乾電池を6本使用。対象年齢は7歳以上。