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クラウドファンディング〜ブロックを組み合わせて立体コースを作り、ミニカーを走らせる玩具

「クラウドファンディング」とは、製品開発などのプロジェクトを達成させるための資金を“多くの人たち(Crowd)”から集めて“資金調達(Funding)”するという意味。そんなクラウドファンディングで資金調達中の家電開発プロジェクトを紹介する。

 台湾企業のQbiteam(塊樂方程式股份有限公司)は、レールブロックを自由に組み合わせて車を走らせるQbi Toy(キュービー トイ)の支援募集を、3月5日にクラウドファンディングサイト「Campfire」で開始する。

Qbi Toy

 Qbi Toyは、レールブロックを自由に組み合わせて、車を走らせるおもちゃ。コースを作るためのレールブロックや坂道パーツ、車庫、コース上を走る車などで構成される。

 なお、すべての部品が、日本の玩具の安全性に関する認証であるSTを取得済み。ヨーロッパの玩具に関する安全基準も満たしているとする。

レールブロックを自由に組み合わせて、車を走らせる
コースを作るためのレールブロックや坂道パーツ、車庫、コース上を走る車などで構成される

 レールブロックと坂道パーツを使ってコースを組み立てていく。レールブロックは立方体で、ブロックの6つの面に、直線/交差点/カーブ/分岐などの溝が掘られている。その溝をつなぎ合わせていくことで、様々なコースが作れるという。

 一方の坂道パーツには、3サイズがあり、組み合わせることで「立体交差」のコースや、ジャンプ台も作れるという。

 レールブロックや坂道パーツには強力な磁石が内蔵され、ブロックを簡単にくっつけたり離したりできる。

レールブロックは立方体で、ブロックの6つの面に、直線/交差点/カーブ/分岐などの溝が掘られている
レールブロックと坂道パーツを組み合わせて、様々なコースを自在に作れる

 付属のミニカーは、一旦前方に勢いよく押し出し、慣性力によって走らせるタイプだという。

 ブロックなどを組み合わせて、決められたコースを作るためのチャレンジカードが付属。パズルを解くように楽しみながらコースを作っていけるとする。

チャレンジカードにしたがって、パズルを解くようにコースを作っていける

 対象年齢は3歳以上。レールブロック/車庫/のサイズは1辺が5cm。坂道パーツは15×5×5cm。ミニカーは4.8×3.2×3.5cm(いずれも幅×奥行き×高さ)。