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iPadと組み合わせて遊びながら身につく学習キット。全米3,000以上の教室で採用
2021年8月26日 10:00
ソースネクストは、米Tangible Play製の、iPad用の知育玩具「Osmo(オズモ) リトル ジーニアス スターター キット」と「Osmo(オズモ) クリエイティブ スターター キット」を発売した。価格は順に10,800円、9,900円。
いずれもiPadに専用のベースを装着し、付属パーツを使って遊ぶデジタル学習キット。iPadで動作するゲームアプリと、手元で使う物理的なキットを融合した知育玩具。動画視聴のように画面を一方的に見るのではなく、インタラクティブな操作と、手を動かしながら学ぶ体験ができるとする。
3歳~5歳向けの「オズモ リトル ジーニアス スターター キット」
「オズモ リトル ジーニアス スターター キット」は、3歳~5歳向けで、4種類のゲームを通して英単語や着せ替えなどを学べる。遊びに夢中になるうちに、英語や発想力などの能力の素地とセンスを育めるという。
搭載ゲームは「ABC’s(英語で遊ぼう)」「スクイグル マジック(パーツでお絵かき)」「コスチューム パーティ(着せ替えパーティ)」「ストーリーズ(物語をつくろう)」の4種類。
「ABC’s(英語で遊ぼう)」は、モンスターのMo(モー)と一緒に、英語を学ぶ。Moが教えてくれるアルファベットや英単語を、実際のピースを使って作っていく。完成したアルファベットや絵が一瞬でiPadの中で表示される。Moの世界に入り込みながら、アルファベットや英単語の意味や形、読み方に触れられる。アルファベットや50以上の発音(フォニックス)、300以上の英単語が学習できる。
「スクイグル マジック(パーツでお絵かき)」は、画面に登場するキャラクターや絵を見ながら、パーツを使って同じ形を作り上げていく。完成した絵は瞬時にiPadの中に表示され、合体したり、動き出したりと、さらに想像力や発想力を育むとする。紙とペンがうまく使えない未就学児のうちから、作画の基礎に親める。
そのほか「コスチューム パーティ(着せ替えパーティ)」は、キャラクターに合わせて、服装や持ち物のパーツを組み合わせて着せ替えしていく。その場でiPadの中のキャラクターが変身し、最後に色を塗り替えて仕上げる。色彩やデザインといった美的センスと、相手の感情を理解して寄り添う共感力も同時に育めるという。
また、同ゲームで作ったキャラクターは、冒険ストーリーを作っていく別の同梱ゲーム「ストーリーズ(物語をつくろう)」に、登場させられる。冒険の途中で起こる困難や障害を持ち物などをうまく使って切り抜けたり、助けたりしながら解決していく。どんな冒険ストーリーになるか楽しみながら、聞く力や共感力、論理的に考える力、解決する力を育んでいく。
5歳~10歳向けの「オズモ クリエイティブ スターター キット」
「オズモ クリエイティブ スターター キット」は5歳~10歳の子供向け。専用アタッチメントとマーカーペンなどで、実際に手を動かしながら、絵描きのセンスや課題解決能力を育む。
搭載ゲームは、「モンスター(お絵描き)」、「マスターピース(お絵描き)」、「ニュートン(理科)」の3種類。
「モンスター(お絵描き)」は、モンスターのMo(モー)と一緒に冒険に旅立ち、絵を描いてストーリーの中の問題を解決していくゲーム。マーカーペンで描いた絵が瞬時にiPadの中に表示される。手で描くことと、楽しいキャラクターを組み合わせることで、子供の想像力や発想力を育む。
「マスターピース(お絵描き)」は、画面に映る手本をなぞりながら絵を描き、「目で見ながら手をバランス良く動かしていく能力」や「作画のスキル」などを育むという。
タブレットに映った絵を実際の紙になぞって描くことで、複雑な絵でも簡単に描ける。さらに描いている経過を撮影しているため、どのように描いたかを動画で確認できる。シンプルな絵から複雑なものまで、280種類以上の手本を収録。そのほか、iPadで撮った写真を手本に使うこともできる。
「ニュートン(理科)」は、落ちてくるボールをゴールに誘導するゲーム。ゴールに導くためにペンで線を書いたり、物を置いて道を作っていく。ボールの転がり方や跳ね方を考えることで「物理」や「創造力」が鍛えられるとする。