ミニレビュー

ニトリの角型マルチポットは「ちょっと揚げ物したい」にぴったりでした

ミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
ニトリの1台7役マルチポットで、ずっと避けてきた“家でトンカツ”やってみた

毎日の食事作りで悩ましいのが、メニュー決め。我が家は1日2食ですが、たった2食でも「今日は何にしよう?」と迷っています。何も浮かばない日はスマホでレシピ検索し、その日のご飯を決めるのがいつもの流れです。

ただ、どんなに美味しそうなレシピでも、無意識に“除外”する料理があります。それは「揚げ物」。大量の油に、コンロ周りの油ハネ、後片付け……。考えるだけでやっぱり面倒で、家で作るのはずっと避けてきました。

そんな生活を続けていて、最近ふと、もう1年以上「トンカツを食べていない」ことに気づきました。私も好きだし、パートナーに至っては大好物。なのに、1年以上も食べてないなんて……!

気づいたらもう、逆に食べたくなるのが人間というもの。だけど、揚げ物用の鍋もないしなぁとモヤモヤしていたとき、ちょうどよさそうなアイテムを発見しました。

それは、ニトリの「IH・ガス火 角型マルチポット」。これが“家トンカツ”と相性抜群だったんです。

狭めのキッチンでも使いやすい、スリム&小型が◎

ニトリ「IH・ガス火 角型マルチポット」(2,990円)

ニトリの「IH・ガス火 角型マルチポット」は、煮る・炒める・揚げる・和える・炊く・茹でる・沸かすの7種類の調理に対応する、1台7役の万能鍋。深めの鍋と、ストレーナー(網)、強化ガラス製の蓋がセットになっています。

鍋と蓋、さらに湯切りに便利なストレーナーもついています

個人的にまず良かったと感じたのが、このサイズ感です。本体サイズは約14.7×33.3×15cm(幅×奥行き×高さ)。コンパクトな作りですが、深さはしっかりあります。

長方形のスリムな形状なため、コンロ上でも場所を取りにくく、収納時もデッドスペースが少なめ。狭めのキッチンでも扱いやすいサイズ感です。

長方形でスリムなところが◎。狭めのキッチンでも使いやすいサイズ感です

なお、コンパクトなだけに、容量はそこそこ。内側のサイズは20×13cm、容量は約2.3Lです。「一度にたくさん調理したい」という人よりも、一人暮らしや二人暮らしの家庭で活躍しそうです。

早速「家でトンカツ」作ってみた

ここで早速ですが、トンカツを作ってみることに。準備は至ってふつうで、トンカツ用の豚ロース肉を使い、衣をつけたら、あとはもう揚げるだけです。

サイズ的に1枚ずつ揚げることにはなりますが、その分、油の量も抑えられるのはメリット。深さもあるので、少ない油でも、厚切りのロース肉がちゃんと油に浸る高さを確保できます。

油少なめでも、しっかり肉が浸る高さを確保

さあ、いよいよ揚げの工程。角型なので、豚ロース肉がキレイに収まるのは嬉しいところ。丸鍋よりスペースを効率よく使えます。

久しぶりに家で揚げ物。ジュワ〜! パチパチ! という音まで美味しい……

また、ほとんど油ハネがなくて感動! もともと油の量が少ないこともありますが、深型形状のおかげか、鍋の外に飛び跳ねることもなく、コンロ周りがほとんど汚れませんでした。

ガラス蓋は、立てて置ける便利な仕様。揚げてる最中は、跳ねたら盾にしようと思っていたけれど、杞憂に終わりました

念願のトンカツはというと、サクッと揚がって、無事に美味しくできました。以前、ノンフライヤーオーブンで作ったこともあるのですが、このジューシーさはやっぱり油で揚げた時ならでは! 満足感のある仕上がりになりました(カロリーは増えるけれども)。

パートナーのトンカツは大盛り2枚! なんとギルティな食べ物なんだ!

食べ終わった後の片付けも、想像以上にラクでした。油ハネがほとんどないので、コンロはいつも通り軽く拭き上げるだけで十分だし、油も少量で済んだので、捨てる時の処理も簡単。「揚げ物=後片付けが憂鬱」と思っていましたが、これなら定期的に作れそうです。

ストレーナー付きなのがまた、いい。揚げ物以外にも活躍中

久しぶりにカラッとした揚げたてのトンカツを食べられて、もう十分満足! ……なのですが、マルチポットの魅力は、揚げ物だけじゃありません。

ストレーナーは鍋にINしてもいいし、脚付きで単独でも使える

鍋とセットになっているストレーナー、これがまた地味に便利で。特に、野菜や麺を茹でるときの湯切りがぐんと楽になりました。

我が家にはもともと、丸型のマルチポットがひとつあって、活躍はしているのですが、イマイチだと思っていたのがまさに、湯切りの工程。蓋に穴があいていて、そこからお湯を流すタイプなのですが、時間はかかるし、麺は流れ出るし、使いにくかったんです。

ストレーナーがあれば、引き上げるだけで湯切りができて、いちいちお湯を流すためにシンクに移動しなくていいのがいいんですよね。茹で終えた麺や野菜をすぐ、次の調理に使いたい時も、タイムロスが少なく済みます。

特にパスタを作るときに便利。太さ1.6mmだと網目に刺さりやすかったので、麺の太さには注意です

ストレーナーを入れたまま蓋も閉められるので、収納時もコンパクト。鍋単体も軽く、洗いやすさも優秀でした。

鍋と蓋だけ使っているときは、我が家では写真のように吊るして収納してます
重量は約1.16kg。鍋単体はもう少し軽く感じられ、筋力がなくてすぐ疲れる私でも、負担なく洗えました

“揚げ物=気合いが必要”を変えてくれる鍋

揚げ物って、料理そのものじゃなくて、調理前後が面倒なんですよね。専用の鍋を出して、大量の油を使って、キッチンが汚れて……と、他の料理以上に手間が多くて、ハードルが高いというか、気合いが要るというか。

でも、この角型マルチポットは、その手間をかなり減らしてくれました。少なめの油でもちゃんと美味しく揚がるし、キッチンも汚れにくい。一人暮らしやDINKS世帯の“ちょっと揚げ物したい”に応えてくれる、ちょうどよさがあります。

調理から片付けまで、“普段の料理”感覚で揚げ物ができるって、なんて幸せなんだ! 「家でトンカツ、意外とアリかも」そう思わせてくれる、かなり実用的なアイテムでした。

“ちょっと揚げ物したい”に応えてくれる、ちょうどいいアイテムでした
三月旭

フリーライター/編集。オーディオ・家電・ガジェットを中心に、旅やインテリア、暮らしの界隈で撮って書いています。元オーディオビジュアル専門→ライフスタイルメディアの編集・記者。かわいくてワクワクするモノが好きです。https://bio.site/mitsuki_9th