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ファミリーイナダ、肩を掴んで揉みほぐす“肩”専用メカを搭載したマッサージチェア

 ファミリーイナダは、肩揉み専用のメカを搭載したマッサージチェア「ファミリーメディカルチェア ルピナスショルダー FMC-LPN5500(Wi-Fi/LTE)」を、10月1日に発売する。価格はWi-Fiモデルが6,900円(税抜)×60回(計:41万4,000円)、LTEモデルが7,900円(税抜)×60回(計:47万4,000円)。

ファミリーメディカルチェア ルピナスショルダー「FMC-LPN5500」

 前後から肩を掴み、手のひらと親指で「つかみ揉み」されているように動く、専用の肩メカを搭載したマッサージチェア。肩メカは左右独立した動きと、人工知能のAIマッサージシステムにより、左右それぞれの肩の状況を把握しながら、揉みほぐす。

手のひらと親指で「つかみ揉み」されているように動く、肩専用のメカを搭載
まずは人それぞれに違う指圧点を検索する
測定が終わると、肩を覆うように肩メカが下がってくる
人の手のひらで肩前面を押さえながら、親指で肩甲骨あたりを揉みほぐしてくれる「つかみ揉み」を実現する
肩の他にも背中や脚を揉みほぐしてくれる

ユーザーの健康を管理するシステムを備える

 また、測定データをルピナスショルダー搭載のディスプレイで一括表示できる体組成計「FBS-100」、手首式血圧計「FBM-100」、脈拍や歩数が測れるアクティブメジャー「FWW-200」を同時発売。価格は順に15,000円、15,000円、10,000円(税抜)。

 ルピナスショルダー搭載のディスプレイやスマートフォンアプリで、日々の血圧や体重、脈拍などの推移を確認できる。数値に加えて傾向値が表示され、身体に大きな変化があった場合に、本人や家族のタブレットやスマートフォンに知らせが届くように設定できる。

体組成計「FBS-100」
手首式血圧計「FBM-100」
アクティブメジャー「FWW-200」
各デバイスで測定したデータはスマートフォンを介して「INADA MEDICAL AIクラウド」へ送られ、ルピナスショルダー搭載のディスプレイなどで閲覧できる

一家に一台の必需品として

 発表会で登壇した同社代表取締役の稲田二千武氏によれば、精神的な疲れや肉体的な疲れの、だいたい80%は肩に現象が出るという。今回のルピナスショルダーは、その肩の揉みほぐしに注力したモデル。

代表取締役の稲田二千武氏

 「肩をほぐしてあげることによって根本的な疲労をやわらげることができます。今回で3モデル目となるルピナスシリーズでは、人工知能を搭載しています。これにより、人それぞれ時間によっても違う肩の凝りの状態や大きさ、硬さなどを捉えられます。

 従来のマッサージ器は、肩の凝りを把握できなかったため、どんな状態でも一定のリズムでしかもめなかったのです。

 それがルピナスでは、一般的なプロの手のように、凝り固まっている肩では、一度に力を入れて揉みほぐすのではなく、じっくりと揉んでいきます。また、凝りのない柔らかい筋肉については、リズミカルにもんでいきます」

肩凝り解消に重要な指圧点が集中するゾーンを狙って施療する

 今回は、さらに左右独立の肩メカを搭載したことで、よりプロの手に近い揉みほぐしが可能になったという。今後は、人の手を超える「気持ちよさ」を探求していきたいと語った。